矯正の患者さんは、治療中のある時、親戚の方が歯科医師で口の中を見てもらい『虫歯ではないか』と言われた、というのです。 それに対し、こちらは診察の上、下顎左側第一大臼歯に仮の歯が入っておりその辺縁部分に露出している象牙質の黒褐色部を指している様なので、フ ...

 まず初診の患者さんですが、右上の部分に痛みを感じることと歯石除去希望で来院され、幾多の質問に対し一つ一つ丁寧に時間をかけおこたえしたわけです。 痛みに関しては、痛みを感じる原因に虫歯、歯周病、ブラキシズムがあると説明し、Ⅹ線で前二者の可能性が低いので後 ...

 歯周外科時、破折の恐れもあったが幸いそれはなく、歯垢、歯石、不良肉芽、感染物質等を廓清して歯肉弁を閉じる。9日後抜糸しウルトラ ソフトで刷掃を、2週後からラバ― チップを開始した。術後三か月間、週一回のペースでプロフェッショナル トゥース クリーニング*(PTC ...

 患者さんは、主に右側中切歯の唇側転位と捻転を主訴に矯正治療を望まれましたが、例え患者さんの訴えがなくとも、咬合及び歯槽骨における歯根の配置を考慮して治療を進めるべきであることは言うまでもありません。さらに矯正前、中、後にわたりプラーク コントロールを維持 ...

 根分岐部病変とは歯科疾患の一つであり、複根歯の分岐部に骨吸収を呈した歯周病の状態をあらわしています。治療法として、歯周病の状態を改善するため根を分割し二本に独立させ、クラウンにて連結固定します。修復後歯間部(元は根間部)は清掃可能になり、良好な予後を期 ...

 この症例は歯を歯周病から救うために、やむなく外科処置を行って通常の歯石除去では取り切れない、歯周ポケット約8mmの原因になっている炎症性物質(歯垢、歯石,細菌、不良肉芽など)を廓清したものです。(大)  ...

 歯科矯正の治療後、装置をはずすと多くの虫歯ができてしまっている臨床例が散見されます。 日本における現在の歯科治療の実態では、矯正治療前、中、後にわたって継続的に虫歯を防ぐための(実は歯周病を防ぐためでもある)プラーク コントロール(歯垢抑制)をする慣習が ...

 近年、セラミック修復においては、研究開発が急ピッチで進み、性状も格段と向上し、審美治療への貢献度は並々ならぬものがあると言えます。  私は、審美とはあくまでも自然で、お口の中に入れていてもそれとわからず、ご自分の歯のように見えるものこそ、そう言えるので ...

  3年前に総義歯を作成した患者さんが今日検診で来院されました。半年毎のチェックを続け今回5回目の検診でした。経過は良好です。 口腔内の炎症はありません。 開口しても義歯は落ちたり浮くことはなく、安定しています。(大) ...

 喰いしばりや歯軋りなどの強い咬合力が原因で、歯と歯茎の境目(歯頚部)に引っ張り応力が集中し楔状、陥凹状等さまざまな形に発生する欠損を意味しています。 過去において恐らく約25年程前迄は、歯磨きでブラシを横に強くかけることが原因と言われており、実際チェアー ...

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