6.インプラント治療の流れ

 患者さんがインプラント治療を受ける際、よくある質問の1つに治療が終わるまでどのくらいの期間がかかるかというものがあります。以前にお話しした事もありますが、インプラントが骨とくっつくには、傷が治癒していく過程を待たなければならないので、個人差があり一概にはお答えできません。おおよその目安として、3~6か月程度となります。

 既に歯のない所や、抜歯と同時にインプラントを手術を行う場合で、3~4か月、抜歯した所の傷が治ってから手術を行う場合で6か月程度となります。患者さんが早く終わらせたいという気持ちはわかりますが、インプラント治療を慎重に進めていく為に必要な時間なのです。

 インプラント治療のスケジュールは以下のようになります。

 術前診査→手術当日→翌日消毒→9~10日後抜糸→1週間ごとに汚れ取り→1か月後のレントゲン撮影→2週間ごとに汚れ取り→2か月後のレントゲン撮影→2週間後、仮歯の型取り→3か月後のレントゲン撮影・インプラントヘッド(インプラントの立ち上がり)と仮歯を入れる→最終的な歯の型取り→最終的な歯を入れる→メインテナンス

 特に最初の1か月はデリケートな期間なので、1週間は薬をしっかり飲んでもらい、外力はかけないように注意していただきます。1か月を問題なく過ぎると、その後は問題が出にくいと言われています。

 もちろん最終的な歯が入ったら終わりというわけではなく、その後のメインテナンスが必要不可欠となります。ご自身の歯と同じように汚れが付けば炎症を起こしますし、経年変化で噛み合せも変わっていく中で調整も必要となります。

 治療期間に関しては、個人差があるので断言は出来ない事をご了承ください。(tutumisikam)