今回は、ホームページや院内のピンナップボードにも掲示してある、当院におけるインプラント治療の実態について解析してみようと思います。こちらの統計は、当院でインプラントを導入し始めた1993年からのデータを更新し続けた、いわば堤歯科におけるインプラントの歴史を数値化したものといえます。

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 総手術本数は810本で、うちオッセオインテグレーション※しなかった本数は18本。そのなかで患者さんの同意が得られたものに関しては、再手術を行いました。再手術本数は11本で、全て成功しております。合算した成功率は、99%以上となります。今回は、成功したものではなく、すなわちオッセオインテグレーションしなかったものについて考察していきたいと思います。

 オッセオインテグレーションが得られなかった7本を調べてみると、ヘビースモーカーであったり、糖尿病であったり、骨組織の性状が不良だったことが挙げられます。もちろん以上の要因が全てではありませんし、これらを防いだとしても、100%成功するとも限りません。車や家電の部品交換とは、訳が違います。あくまでも人間の体で起こることなので、100%ということは言い切れないのです。

 細かい説明は、ブログ「当院におけるインプラント治療 その4」にありますが、とにかくインプラント治療が成功する為に最善を尽くし、万が一オッセオインテグレーションが得られなかった場合もそれを次に生かす努力を続けていきたいと思います。

 診療時間内だけでは、説明しきれない情報などを、ピンナップボードに掲示しておりますので、是非参考にしていただければと思います。(tutumisikam)

 ※オッセオインテグレーション  (和訳)骨結合  厳密には、チタンと骨が光学顕微鏡のレベルで直接的に一体化した状態のこと