今回は、親知らずについてお話ししようと思います。

 親知らずとは第3大臼歯のことで、前から数えて8番目の歯のことです。通常上下左右に1本ずつあり、計4本あります。個人差があり0〜4本と生えている本数もまちまちです。

 皆さん、親知らずと聞いていいイメージを持っている方は殆どいないと思います。 実際虫歯になりやすかったり、手前の歯を巻き込んで悪くなることもあります。

 では、なぜ親知らずは悪くなりやすいのでしょうか?1つは、単純に一番奥に歯が存在する為に磨きにくいということです。もう1つは、現代人は顎が小さくなってきていて、親知らずがきちんと並びきらないのです。故に歯が真っ直ぐ生えずに、手前の歯を押すように横向きになったり、そっぽ向いて生えてしまったりします。 

 親知らずが完全に骨に埋まっている場合は、そのままにしておいても問題が起こらないこともあります。中途半端に生えている場合は、トラブル(親知らずが虫歯になる、手前の歯が虫歯になる、手前の歯を巻き込んで歯周病になる等)の原因となるので抜歯をお勧めします。親知らずがあるが故に手前の歯を失ってしまっては、元も子もないのです。

 親知らずの抜歯に関しては、『抜く時すごく痛かった』とか『抜いた後すごく腫れた』とか、そんな悪い噂しか聞かないかもしれません。次回はその辺りについてお話ししようと思います。(tutumisikam)