前回の私のブログで、”いま暇だといわれる歯科医院がなすべきこと”というテーマで、お話ししました。暇だと言われる今こそ、必要な時間を掛けることができ、きちんとした治療を受けることができる体制が整ったのだと、理解してほしいという意味の提言をさせていただきました。

 最近、日々の診療で感じることは、患者さんの甘えでしょうか?何を生意気なことを言うんだ!と思われるかも知れませんが・・・

   第一に、決めたお約束の時間をなかなか守っていただけない事です。もともと欧米に比して、日本ではキャンセル率が高いですが、最近とみにそれが目立つような気がします。

   勿論、やむを得ない事情があることも稀にはあるかと思います。しかし、お約束を守っていただくことが、一にも二にもきちんとした治療に不可欠なことは、誰にでも理解できることだと思うのですが・・・

   第二に、ブラッシングをして来ないということです。自分なりにやっているという事ですが、汚れが虫歯や歯周病の原因であることは誰でも知っているであろうに、それが付いた状態できちんとした歯の治療をすることは不可能なのです。

   歯ブラシで落とせる、やわらかい汚れは患者さんご自身で! 歯に付着した、かたい汚れは歯科医院で! が合い言葉なのです。

   第三に、症状が無いとそれで良しとしてしまうことです。歯の治療が好きなヒトは居ないという事実からすれば、気持ちが分からないでもありません。しかしながら慢性疾患であることが多い歯科疾患で、《症状が無い=治療をしない》と判断してしまったら、歯の健康を司る専門家として、失格の烙印を押されることになるのです。

   以上、主に気が付いた点を申し述べましたが、歯に衣着せぬ直言をどうかご容赦ください。(大)