今回は初期治療について、具体的なお話をしようと思います。先日お話しした事は、大まかな流れですが、では実際は何をするのかを説明していきたいと思います。

   初期治療とは、いわば基礎工事みたいなものです。診査診断が、設計図、進行における行程表だとすれば、初期治療は、土地の整地です。ここをしっかりやらずして、きちんとした物は出来ません。

   具体的には、歯周病や虫歯の酷い歯で保存が難しい状態や、予後不良と判断した歯を抜歯します。虫歯の治療は、穴の開いた状態では物が詰まったり、さらに虫歯が進行したりするので、詰めたり被せたりする前の状態にしておきます。歯周病の治療は表面の汚れを取り、ポケット診査をして深い所の汚れを取り、再評価を行います。

   ここまでをきちんと行うには 、それなりの時間を要するのと、患者さんにしっかりとブラッシングを行なって頂く必要があります。お互いの協力無くして治療は進んでいきませんので、ご理解とご協力をお願いします。(tutumisikam)

     ※今回お話している初期治療とは、一般的な治療の初期の段階で行うという意味合いです。通常、歯科界における初期治療とは、全体治療の際に行う歯周病治療(外科処置前) を指します。