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   GBRとは、Guided Bone Regenerationの略で、骨誘導再生術を意味します。

   どんな場合でも、好きなように骨が作れるわけではありませんが 、条件が揃えば無いところに骨を作ることができます。

    たとえば抜歯後、しかるべき処置をして条件が揃えば骨が出来ます。このことに関しては既に掲載済です。(2015.01.28.ブログ『インプラント治療の秘密/抜歯窩の治癒』参照) 

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   つまり地面に水溜りができるように骨の表面に血液が貯留し、阻害する因子がなければ身体の自然治癒能力で3〜6か月後には骨が新生されます。

   一方インプラント治療で、現在主に使われているチタン製の人工歯根はおおむね円柱形ですが、径が自然の歯よりも小さく作られています。仮に条件が揃って抜歯後インプラントを即時に埋入する場合、前述のような理由で埋入時、どうしてもインプラントと歯槽骨との間にスペースができてしまいます。そこで医療用Gore-Tex membrane(膜)等を応用したGBRを施行し、できたスペースに骨を作るわけです。

   この医療用人工膜を使うことで、結合組織より治癒のスピードが速いと言われる上皮組織が、インプラントに沿って配列することを防ぎ、その結果誘導された歯槽骨でインプラントを支持することが可能になります。(大)