今回は、骨粗鬆症と歯科治療についてお話ししようと思います。

   先ず骨粗鬆症とは何か?ご存知の方も多いと思いますが、骨粗鬆症とは骨密度の低下、または骨質の劣化により、骨強度が低下し骨折しやすい状態の事をいいます。

   とある患者さんからの質問で、骨粗鬆症になると入れているインプラントがダメになりそうだとありましたが、これに関しては問題ありません。 きちんと治療の済んでるインプラントには、咬合力がかかっているのでその部分の骨には新陳代謝があり、骨が萎縮したりはしないと言われています。

   また、自分の歯は大丈夫なのか?という質問も受けますが上記の通り、咬合力がかかっていますので特に心配はありません。逆に歯の無いところでは廃用萎縮と言って、使われていないところが衰えると言われています。 

   次回は、骨粗鬆症薬と歯科治療に関してお話ししようと思います。(tutumisikam)