まず初診の患者さんですが、右上の部分に痛みを感じることと歯石除去希望で来院され、幾多の質問に対し一つ一つ丁寧に時間をかけおこたえしたわけです。

 痛みに関しては、痛みを感じる原因に虫歯、歯周病、ブラキシズムがあると説明し、Ⅹ線で前二者の可能性が低いので後者の説明をしました。

 歯石除去に関しては、歯石を取るにしてもただ除去(短時間で一回で)するのでなく、ある程度の清掃状態が維持されているかどうかの確認をしてから、歯石をとるべきであることを話しました。

 なぜなら患者さんが行なうある程度のレベルの口腔清掃と我々が行う歯石除去の相乗効果で治療効果を得ることができる(それは一回を30分として数回は必要)という話をしました。

  しかしながら、以上のことは患者さんが今まで受けてきた治療とは異なるようで、結果的に批判、悪口と取られたようです。患者さんにしてみれば取り立てて気になる症状もないのに、という気持ちからそう感じたのでしょう。

 歯周病は慢性疾患で、初期から中程度まではきわだった症状がなくすすむもので、病気の実態を見極めるには症状の有る無しでなく客観的なデータで判断すべきだし、病気を治療するにしても予防するにしても客観的データの積み重ねと継続的な経過観察と管理が必須であるという説明をしました。

 実はこれら歯石除去に関しては開業以来ずっと言い続けてきたことでした。なぜそうしたかと言えば説明しないと患者さんの理解が得られないからです。

 そして最後にまず治療を受けてご判断いただけませんかという話をしました。(大)