カテゴリ:診療姿勢

   今回は、当院での自費治療についてお話ししたいと思います。   今よりも歯科医院も少なく、1人の患者さんに時間もかけられなかった数十年前の自費診療とは、材料だけ良いものを使っていたという話を聞くことがあります。(例えば、銀合金→金合金) しかし、現在は歯 ...

   当院では、抜歯や外科処置を行うにあたり感染予防、術後の痛み腫れを極力無くすという観念から、器具の確保、消毒、他のアポイントの患者さんを入れないなどの対策をしています。    具体的には、外科処置に使用する器具を前もってその患者さんの為に確保し、前日の ...

 2014.05.19.にスタートしたオフィス ブログ【堤歯科のスマイル良い歯】も、はや400回を数えることになりました。 1983.03.01.に開業以来30有余年、患者さんには、歯にかかわる健康意識の向上をしていただこうと、可能な限り詳しい説明をしつつ日々臨床を重ねてまいりまし ...

   当院でインプラント治療をする際には、他の治療の合間に行うようなことは避けています。私共ではこれを当然の治療姿勢と考えています。 その理由として、インプラント治療を成功させるためには、❶感染を防ぐ。/ ❷ドリリング時の火傷を防ぐ。/ ❸術者および介補 ...

   今回は自費治療における、保証についてお話ししようと思います。   自費治療における保証には、必ず検診を受けて頂く必要があります。その理由は、お口の中の環境は日々変わり続けているからです。   例えば、歯ぎしりや・噛み癖などによる咬耗で歯がすり減ってくれ ...

   今回は、自費治療におけるメインテナンスについて、お話ししようと思います。   前もって言っておきたい事は、一通りの治療(自費・保険)が終了=メインテナンスの開始、という事です。半年おきのチェックをしてこそ、治療した歯を永く維持できるのです。逆にメイン ...

 果たして症状の有無で、治療が必要であるか否かの判断することができるのでしょうか? その答えとしては、症状を拠りどころにしていたなら、歯の健康はどんどん損なわれるという、厳然たる事実をお知らせしないわけにはいきません。なぜなら、歯に関わる疾患は症状がない ...

   今回は自費治療の続きをお話ししようと思います。前回の話の中で、基礎治療の重要性について触れました。治療が必要な歯が一本で、その歯が悪くなった原因がその歯だけにある場合は、そこだけを治療すれば済みます。   しかし、原因がその歯を含む他の歯にもあったな ...

   今回は、当院における自費治療についてお話ししようと思います。   当院で自費治療を行う場合は、まず初期治療をしっかりとした上で進めることになります。それは、工事で言えば基礎工事のようなもので、ここで手を抜いてしまうと、どんなに良いものを使って歯を入れ ...

   前回のブログで申しましたように、スタッフの欠員に伴う募集に際し、堤歯科が求める歯科衛生士の仕事内容に関して触れてみたいと思います。それは、学校で学んだ知識と国家試験資格を生かし、❶   歯周病治療の根幹である刷掃指導と歯石除去を正しくきちんと行う。❷ ...

   6年勤務したT.がめでたく生涯の伴侶を得たため、欠員補充でスタッフを募集することになりました。   堤歯科は、次に掲げる3つの方針を開業以来守ってきました。❶   アポイント制を守る。(原則1人30分を一単位とし、アポを重ねない。)❷   残業しない。(週拘束 ...

 痛みや腫れなどがあって来院された患者さんに対し、通法にしたがい診査、診断をした結果、やむなく抜歯という判断になる場合があります。 誤解のないように説明しますが、今は歯をそう簡単には抜かない時代ですし、複根であれば根を一部残す等保存する治療法があります。 ...

   最近、【クレーマー】という言葉が一人歩きしているような気がします。   歯科治療を成功させ、患者さんの歯の健康に結びつくように、歯科医療に携わるすべての人間が努めて同じ目的に向かうべきであることは自明の理でありましょう。   患者さんを囲み、歯科医療 ...

 ブログ名を【スマイル良い歯】とすることにした、真の意味について触れてみたいと思います。 我々スタッフが仕事をするに当たって、笑顔で患者さんに接するなど・・・それも確かに重要ではあります。しかし歯と言えども医療である以上、それなりの厳粛さを要求されるもの ...

   今回は、前回に引き続きアポイントを取る際の注意点をお話ししようと思います。基本的にはアポイントは、週に1回・30分でお取りしています。   特に外科処置や手術のアポイントは、前もっての外科器具の消毒・滅菌、ユニット(診療台)の確保、スタッフ間での打ち合わ ...

   今回はアポイントを取る際の注意点についてお話ししようと思います。   先日とある患者さんからアポイントを取りたいとの電話を頂いた時の話です。『歯がグラグラして痛いから抜いて欲しいんだけど、今日アポイントとれる?』とのことでした。   ここでいくつかの問 ...

   写真のノートは、当院に勤務する歯科衛生士が、仕事に役立つように自分で作った、自分専用の言ってみれば【あんちょこ】です。実は診療の合間に眼に入ったので、勝手に撮りました。あとで持ち主には断わりましたが・・・   広辞苑によれば、【あんちょこ】は『アンチ ...

   この一年、歯科治療という仕事を通して、さまざまな人々そしてさまざまな出来事に出会いました。各種機械メーカー、材料、薬品、内装等各種業者、外注歯科技工所、あるいは歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士等々・・・   以前『患者さんを支えるスタッフの連携』(201 ...

   主として、患者さん向けに治療説明や診療姿勢を発信していこうと、オフィス ブログをスタートしたのが、2014.05.19.でした。それも今回で300を数えることになりました。   始めるに当っての切掛は、開業して30有余年臨床を続けてきて、患者さんへの説明がなんら変化な ...

   【枘鑿(ぜいさく)相容れず】という慣用句があります。 枘鑿とは、広辞苑によれば、四角いほぞと円いあなのこと。転じて、物事が互いにくいちがって合わない様子を意味します。 毎日臨床を重ねていると、いろいろな場面でこの慣用句で表したくなるような出来事に遭 ...

 おいしく食べてほしいと作る料理には、調理する人の食べる人に喜んでもらおうという心が込められていると思います。 それに対し、『おいしかった!』、『ごちそうさま!』、という言葉が作った人の気持ちにどれだけ報い、また作ろう、また喜んでもらおうという気にさせる ...

   当然のことながら、診療に際し患者さんはさまざまな希望を訴えます。   歯と言っても身体の一部ですし、ある意味では歯だからこそ、神経質になってしまう部分があるんだろうと思います。   しかしながら、希望は希望としてお話しは伺いますが、その通りにできるかど ...

   現代の世の中の風潮では、『土曜日は休み』という意識でほぼ定着しているようですが・・・ 私共の診療室では、土曜日のお約束希望の患者さんがたいへん多くなっています。そしてキャンセル率が非常に低いように感じています。 おそらく平日は仕事をされ、休みの土曜日 ...

   『審美』とは、あくまでも自然に見え、誰がみても(人工的な)歯を入れていることさえ気付かない世界を表現する言葉として、存在価値があるのではないでしょうか?   つまり、周りの方が治療などしていない自然の健康な歯だと錯覚するほど、周囲の歯や組織に溶け込ん ...

 この表題は、Thomas L. Peacock*が言った言葉の和訳で、原文では〝Prevention is better than cure.〝となっています。   そもそも、 予防の考え方は、病気になってから治療するのではなく、病気にならないようにするという立場から生まれたことです。   しかしそれ ...

  そもそも【症状第一主義】を続けて、のちに問題を起こす恐れはないのでしょうか? こう述べる理由は、患者さんが症状の有無だけで受診の判断をした為、思いの他病気を進行させてしまい歯を失うという症例を、我々がまのあたりにする度かような最悪の事態を避けられない ...

   2014.05.19.にブログを始めてから、前回で250回を数えました。 スタッフの協力で絶やさず続けてこられたと感謝していますし、患者さんからの好感触の反応も励みになっています。そこで区切りの良い記念という訳ではありませんが、今回のブログを上記のテーマで発信した ...

   歯科関連業者や各種営業の方などが、休み時間だからと様々な仕事、依頼、営業行為で急に来院されます。   しかしながら結論を言えば、休み時間には休み時間でやらなければならない事があり、予めお約束をしていただいたうえでの来院をお願いしたいのです。   また ...

 40代の女性。犬歯の唇側転位および低位(いわゆる八重歯。)と開咬(閉じても前歯が咬み合わない。)あり。患者さん自身の審美的要求と、検診時に確認された臼歯部咬合性外傷による問題解決のため、矯正治療を含む包括的な治療を開始した。 臼歯部は慢性的な歯周組織の炎 ...

 前回の私のブログで、患者さんへのお願いを書かせていただきました。それはお約束のこと、歯磨きのこと、そして症状の有無で全ての判断をしないでいただきたいことでした。   そのような患者さんへのお願いをするなら、それに対し、我々歯科医師側がいかなる姿勢を取る ...

 前回の私のブログで、”いま暇だといわれる歯科医院がなすべきこと”というテーマで、お話ししました。暇だと言われる今こそ、必要な時間を掛けることができ、きちんとした治療を受けることができる体制が整ったのだと、理解してほしいという意味の提言をさせていただきま ...

 ここ何年間か、世の中では歯科医院は暇だと言われ、またある統計ではコンビニエンス ストアーよりも多いと言われ、歯科医院経営の難しさが喧伝されています。   振り返れば、私が歯科大学にいた頃(昭和50年前後、1970年代)はすでに、歯科大学が多く設立されていて、先 ...

     開業当初、医院のマーク(しるし)を決めるに当たって、前回解説した『ゴシック アーチ』をアレンジ(配置。配列。)しました。   その意図は、歯科治療における特徴的なテーマ(主題)である 、『咬合』に関して自分が生涯拠り所とするコンセプト(概念)を示唆 ...

 約1年前、開業以来30年にわたり一貫して言い続けてきた、治療解説及び診療姿勢を〝患者さん向け歯科ブログ〝として発信し始め、前回で200回になりました。 患者さんには、今迄だったら理解しづらかったことも、治療への理解がしやすくなったと言っていただき、この ...

 俯瞰とは、鳥瞰(a bird's-eye view)ともいい、高い所から全体を見渡すことで、鳥が生きんがため獲物を仕留めるべくおこなう、必然的な行動として知られています。 日々いろいろな出来事が起きる臨床のなかで、鳥のように俯瞰できたらと、思うことがしばしばあります。  ...

 当院では、患者さんへのX線被曝を考慮し鉛張りのレントゲン室、鉛の防護エプロン使用で体への悪影響を最小限にし、デジタルX線を導入し、被曝量軽減に努めています。 デジタルX線は従来のX線の被曝量の4分の1~10分の1に抑えられます。 歯科治療におけるX線被曝量は ...

 近代的な歯科医療においては、かかわるスタッフが個々に行動するのではなく、密にコミュニケート(意思や感情の伝達。)して事を為すという考え方が理想的とされ、治療効果を最大限に発揮し、患者さんの健康に貢献できるといわれています。 東京の、町の歯科診療所で一人 ...

 普段、臨床においては、さまざまなことに遭遇します。 私が歯科大を卒業して35年になるのにも拘らず、その当時で既に教育されていなかった、旧来の治療法を最近受けたという症例に、いまだにお目にかかることがありますが、これは一体どういうことなのでしょうか? 以 ...

 病気になったらそれを治す。そんなことは、当然!と誰もが思うことでしょう。 でも果してそれが、歯の健康のために最良の選択肢でしょうか? そこから、さらに思考を押し進めた時・・・一歩前に踏み出して、病気にならないように布石を打つ、という言わばゆとりのある医 ...

 矯正治療をした為に、カリエス(齲蝕、虫歯)になってしまう……あってはならないことだと思います。 矯正治療を始める前に、ブラケット(歯に直接つける矯正装置)等が、食物停滞の温床となり、カリエスになる危険性が高まることを、矯正医側は患者さんに十分認識させ、 ...

 毎日の臨床の中で、いろいろな患者さんと触れ合っていると、治療をしながらも、さまざまなことが頭の中を巡っています。 私たちの仕事である治療を、おおきく二つに分けてみると…… 一つ目は、患者さんの体が治癒に導かれるようにする、なってしまった病気を治す治療の ...

 医療を受ける側(患者さん)は、はやく(早くと、速くの両方)、やすく(安くと易くの両方)、痛くなく、歯の治療を済ませたいと思っています。 医療に携わる側(我々歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、及びその他のスタッフ)は、歯科の専門家として、悪化が予測される ...

 私は開業してから約10年間、おこがましくも、歯科界を変えてやろうなどという大それた野望を持っていました。なぜなら晴れて歯科医師になった私が見た、世の中で行われている歯科医療の実態が、大学で学んだ本来あるべき姿からはあまりにも程遠いものだったからです。  ...

 歯肉が腫れ歯が噛めないという訴えで、初診でいらした患者さんに、X線検査後おそらく歯周病だと思いますが…と説明しますと、そんな筈はないのでは、だって定期的に歯石取ってますから、というお答え。 歯周病予防の根幹を成す歯石除去を、来院された患者さんの殆どの方 ...

 日本において、患者さんの歯科治療への理解度、向き合い方を推し量ってみると、残念ながら欧米に比べかなり理解不足で消極的であると言わざるを得ません。その根拠は、毎日患者さんと接していると、治療しないで済む方法はないのか?と問われることが非常に多いからです。 ...

 この言葉を開業以来当院のモットー(標語)としてきました。単なる患者さんへの接し方という意味だけに終わらせず、治療前から、治療中、治療後のメインテナンス(維持管理)に至るまでの、あらゆる場面を念頭に置いた言葉としたいのです。  患者さんの痛みを理解する。 ...

 患者さんは多くの場合、お痛み、腫れ、脱離等の症状をかかえて来院されます。当然のことながら、まず緊急処置として差し迫った問題の解決をはかるべく、応急処置をおこないます。 しかしながらほとんどの場合、そこに至るには原因があります。そのことを説明させていただ ...

 我慢できない痛みや腫れ、痛み止めも効かず、夜も眠れない等、普段気にならなかったのに急に症状が強く出ることがあります。その症状をすぐにでも除いて差し上げたいのですが、難しいのが現実です。 急性期に、痛みの根絶をしようとすると、まず効きにくい麻酔の中で痛み ...

 患者さんは歯の治療を”嫌なもの”、”出来ればしたくない”、”避けて通りたい”、と考えていると思います。それはなぜか?予期せぬ切削器械の音、頭にひびく振動、突然痛みが襲ってくるのでは?と緊張すること等への恐怖感が原因ではないでしょうか。 この恐怖感を少し ...

 来院された患者さんが、また堤歯科で治療を受けようと思って下さること。つまり私共にご自分の歯の健康管理をまかせようと思って下さること。それが、信頼されたあかしであろうし、そのことが我々の喜びと仕事のやりがいに通じるものなのです。 われわれ医療人が、つねに ...

↑このページのトップヘ