カテゴリ:審美治療

 近年、セラミック修復においては、研究開発が急ピッチで進み、性状も格段と向上し、審美治療への貢献度は並々ならぬものがあると言えます。  私は、審美とはあくまでも自然で、お口の中に入れていてもそれとわからず、ご自分の歯のように見えるものこそ、そう言えるので ...

 患者さんは、60歳、男性、食べ物を噛めるようにして欲しいという主訴で来院。事情があって20年来歯科治療をうけておらず、約5年前に脳梗塞を患い、利き手の右に不自由さがありました。(大) ...

 開口時、真っ先に金属歯が眼に入ります。 人工的な装着物が入っているのに、それを感じさせず、未治療の歯と調和して、自然に見えること。それが審美の審美たる所以ではないでしょうか!?(大) ...

   『審美』とは、あくまでも自然に見え、誰がみても(人工的な)歯を入れていることさえ気付かない世界を表現する言葉として、存在価値があるのではないでしょうか?   つまり、周りの方が治療などしていない自然の健康な歯だと錯覚するほど、周囲の歯や組織に溶け込ん ...

 今回は、それぞれのセラミックの適応症と総括をお話ししていきたいと思います。 1.適応症 1)陶材焼付鋳造冠(メタルボンド) ロングスパンのブリッジやキーアンドキーウェイ(特殊な構造のブリッジ)や支台歯(土台となる歯)の変色が強い場合に適しています。 2)二 ...

 今回は当院で扱っているセラミックの利点、欠点についてお話ししていきたいと思います。 1.利点 1)陶材焼付鋳造冠(メタルボンド) 表層のセラミックは、長石を多く含み、天然歯のエナメル質に近い硬さです。ある程度、ご自身の歯と同様に磨耗してくれます。支台歯(も ...

 基礎治療が済むと、いよいよ歯の詰め物やかぶせ物を作っていく訳ですが、今回はいくつかある材料の中の1つ、セラミックについてお話しさせていただきたいと思います。 セラミックは、1960年代頃から金属に代わる、審美性を求められる部位(特に前歯等)に使用する物として ...

 皆さんホワイトニングというと、一般的な歯科治療とは別で手軽にきれいな口元が得られると思っていませんか? 確かにホワイトニングをすれば歯の表面はきれいになります。しかしそれはあくまでも歯のエナメル質表面のみで歯を支える歯周組織(歯肉・歯槽骨)も含めて健康 ...

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