カテゴリ:ブラッシング

   前回に続き、某テレビ番組で放送していた事について説明をしたいと思います。   前回、前々回とフッ素を用いたブラッシングについて説明をしました。 今回はテレビで触れていた『プロケア』についてお話ししたいと思います。   『プロケア』とは、虫歯などの治療以 ...

   前回の続きとなりますが、フッ素を用いたブラッシングについて説明したいと思います。   ②フッ素入りの歯磨き粉の正しい使い方としては、前回も説明したように、先ずは機械的にブラシでこすって汚れを落とし、その上でフッ素でコーティングするという感じです。    ...

   先日テレビで、虫歯リスクが激減するというブラッシング方法が紹介されていました。そこで当院でのブラッシング方法と比較、検討してみました。   ①まずは、『フッ素』ですが、最近ではほとんどの歯磨き粉に含まれているそうです。当院ではフッ化物高濃度配合の歯磨 ...

   よく患者さんから「歯ブラシはどの位で変えるのが良いか?」との質問を受ける事があります。   個人差はあると思いますが、だいたい2週間くらいが良いかと思います。(長くても1ヶ月程度)その理由は、歯周病予防には、しっかりと歯周ポケットに毛先を届かせる必要が ...

   今回はフッ化物配合の歯磨剤についてお話ししようと思います。   フッ化物配合の歯磨剤は、かつては1000ppm以下と決められていましたが、今現在は1500ppm以下と変更されました。これにより歯磨剤のフッ素濃度は世界基準と変わらなくなりました。基本的な使用方法は変 ...

   前回に引き続きブラッシングについてお話ししようと思います。   何故ブラッシングをしなければならないのか?と、直接聞いてくる患者さんはいませんが、何故だろうと心の中で思っている方はいると思います。   虫歯や歯周病の原因は、磨き残したプラークに起因する ...

   今回は、ブラッシングについてお話ししようと思います。   ブラッシング指導時に1日1回、時間をかけてしっかり汚れを落とす必要があると、説明する事があります。このことを患者さんの中には、ブラッシングは1日1回でいいんだと解釈されている場合がありますが、それ ...

 ブラッシングに関しては、すでに何回か掲載してきました。ブラッシングの考え方、かけるのに必要な時間、歯ブラシの選び方、持ち方、動かし方等々・・・ また少し前には補助的清掃用具に関して触れ、通常の歯ブラシだけでは難しかったり、時間がかかってしまうときの応用 ...

 ブラッシングをマスター(修得、熟達)してある感覚を経験すると、歯を磨かずにはいられなくなる境地に達することを皆さんはご存知でしょうか? それはお口のなかが健康で、この上なく心地よい(comfortable)感覚を一度でも経験すると、いつもその状態にしておきたくなる ...

 新しい歯ブラシと磨き方で生体が許容できる負荷を加えていくと、病気に対し抵抗性のある歯周組織が得られます。これは元々ある遺伝的な素質ではなく健康な状態が続いたことで得られる、簡単には病気になりにくい言わば、”健康の積み立てによる保険”のようなものです。  ...

 皆さんは歯磨くとき、どのような意識を持って取り組んでいますか? 何を言っているんだ!……と思わないでください。意識の持ち方しだいでブラッシングの効果に大きな違いが出てくるとすれば、聞き捨てならないことだと思いませんか? たとえば、どなたにも無意識での噛 ...

 今までの道具(歯ブラシ)と方法(磨き方)を歯周病予防に適したものに替えた場合、多少の痛みが出ますが、1週間は我慢する必要があります。 どういうことかと言いますと、今まで毛先が歯肉溝の中に入っていない磨き方をしていた方が、入れる磨き方に替えたことで起こる ...

 歯にかかわる病気の予防には、まず患者さんご自身で行うブラッシングが第一だという話をしました。  そのブラッシングで可能なことは、柔らかい汚れ(歯垢)を取り除くことです。そして不可能なことは、固まって歯にこびりついてしまった汚れ(歯石)や色素沈着(茶渋、 ...

 今までかなりの紙面をさいてブラッシングの解説をさせていただきました。それは主に歯周病を治し、健康な状態にみちびくことを念頭に置いたものでした。 しかしブラッシングには、健康状態維持や歯周病予防を念頭に置いた場合もあります。これに関しての解説はまた別の機 ...

 ブラッシングを効果あるものにする為には、”かける時間”は”圧のかけ方”とともに二つの大きな重要ポイントです。 食べ物によって、汚れが付着する量、質はさまざまです。たとえば、洋菓子やクッキーのようにべたついて歯に付き易いものから、生野菜やりんごのように付 ...

 歯周病の治療を進めていくなかで、来院される度に治癒に向かっていく手応えを感じることができ、理想的な治療効果が得られている具体例を紹介しましょう。 通常治療は週一回で、適宜その歯の状況に応じて浅いところから歯石を取っていきます。必要に応じてブラッシング指 ...

 歯ブラシの選び方はすでにお話ししました。いよいよ磨き方のお話しをするときです。 歯ブラシのところでも少し触れましたが、歯周病治療の場合はとくに、歯垢が歯石になる前に取る必要があるので、ブラシの毛先を1~2mm歯周ポケットの中に入れることがポイント(要点) ...

 ひとことで歯周病向けの歯ブラシ選びと言っても、治療のステージ(段階)がどこなのか、実際に手を下す患者さんご自身の手がどのように動いてくれるのか、歯肉の反応がどうなのかによって変わってくるものですが…… 一般的なお話しとして、歯周病にふさわしい歯ブラシ選 ...

 歯周病であることをある程度認識されている、初診でいらした患者さん。診査後、状況を説明してブラッシングのお話しに入ると… 『ブラシは何がいいんですか?』『磨き方を教えてください!』という矢継ぎ早の質問…… こういう場合、申しわけないんですがそれに対するお ...

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