カテゴリ:治療解説

  患者さんにブラッシング指導をしようとすると・・・   『歯ブラシは何がいいんですか?』   『練り歯磨きは何がいいんですか ?』   歯周病の成り立ちを説明すると・・・   『歯周病には何が効くんですか?』   『何かいい薬は?』等々   しかし残念ながら ...

   先日、とある患者さんのインプラント手術中の、生体モニタリングをさせていただきました。生体モニタリングとは、手術中の血圧、心拍数、血中酸素飽和度、心電図を監視し、術者に報告します。   術前には、患者さんの状態を術者と確認をして打ち合わせをします。今回 ...

   今回は、電気的根管長測定器(EMR : Electric  Measuring of  Root canal length)についてお話ししようと思います。   電気的根管長測定器(EMR)とは、根の中の治療をする際に、消毒するべき根の長さを計測する時に使用します。根管治療の基本は、根の先端までの ...

   今回は、針無しの麻酔についてお話ししようと思います。   針無しの麻酔とは、霧状の麻酔液を歯肉に噴霧して、表層から麻酔液を浸透させる物です。    長所としては針が無いため、患者さんの恐怖心も少なく、最初のチクっとする感じもありません。麻酔の量も少なく ...

   今回は、電動式の麻酔についてお話ししようと思います。   麻酔時の痛みを感じる理由の1つに、麻酔液の注入速度があります。具体的にいうと、体内に入ってくる麻酔液の速度が速ければ痛みを感じ、遅ければ痛みを感じにくいということです。   電動式のものは、一定 ...

   今回は、歯科用麻酔についてお話ししようと思います。   歯科医院で麻酔と聞くと、怖い、痛いというイメージが先行してしまうかと思います。しかし麻酔なしでは、歯科治療は行えません。そこで我々は、いかに恐怖心を減らし、痛みなく、麻酔を行うことができるかとい ...

   今回は、審美治療時における、マイクロスコープの使用についてお話ししようと思います。   審美治療に重要な事は、いかに自然に見せるかという事です。その為には、歯肉と被せ物の境界線の部分を、隙間なく仕上げるのです。歯を削る際に、歯肉との境界線を拡大して自 ...

   今回は、外科処置時におけるマイクロスコープの使用について、お話ししようと思います。   歯周外科手術において、マイクロスコープを使用する事により、歯石の取り残しをなくし、歯肉の繊細でタイトな縫合が可能です。歯周病の手術では、歯石の取り残しをなくす事が ...

   今回は、虫歯治療時におけるマイクロスコープの活用についてお話ししようと思います。   虫歯治療をするにあたって重要なことは、虫歯の取り残しをしないという事です。肉眼所見、触感、う蝕検知液を用いたりします。場合によっては、マイクロスコープを使用して確実 ...

   今回は、根管治療時におけるマイクロスコープの使用についてお話ししようと思います。   根管治療とは、歯の根の中の治療の事で、その中は非常に複雑な形態で、肉眼だけでは見えづらい部分もあります。マイクロスコープを使用する事により、肉眼所見の約20倍もの拡大 ...

今回は、歯科用マイクロスコープについてお話しようと思います。 最近、患者さんからマイクロスコープはありますか?マイクロスコープを使っての治療は、行っていますか?との質問を受けることがあります。 マイクロスコープの用途は様々で、主に診査・診断、根管 ...

   今回は、1月28日のブログに引き続き予防歯科に関して書かせて頂こうと思います。   ちょうど前回のブログを書かせて頂いた日に、某テレビ局で 予防歯科の特集がありました。未だに日本では、予防歯科という考え方があまり浸透していませんが、海外の先進国では当たり ...

 歯周治療に関して患者さんに理解を深めていただこうとすると、どうしても他の治療内容よりその説明頻度が高まり、しかも一回一回の説明に時間を要することになってしまいます。これは一体どうしてなのでしょうか?   それは歯周治療自体(原因の明確性、治療法、予防の ...

   今回は、予防歯科についてお話ししようと思います。お口の中のトラブルは、大きく分けると3つあります。それは、虫歯と歯周病と咬合(噛み合わせ)です。予防歯科とは、これらを未然に防ぐ為の治療です。具体的には何をするのかというと、 定期的な検診、歯科医院での ...

 一部の患者さんに、『こちらは、歯周治療に力を入れているみたいですね!』というようなことを言われることがあります。その場でそれに対し反論することはありませんが・・・ 私共は歯周治療(以前は歯周病をその病態から、”歯槽膿漏”とも言った。)において、何か特別 ...

   初診で来院された患者さんのなかで・・・歯周病ではないか思われる、ある患者さん・・・   主訴(患者さんの訴え。)は、『最近歯肉からの出血が気になる。』とか、『歯がしみる。』あるいは、『しっかり噛めない。』など、多岐にわたりますが・・・患者さんは薄々歯 ...

   今回は初期治療について、具体的なお話をしようと思います。先日お話しした事は、大まかな流れですが、では実際は何をするのかを説明していきたいと思います。   初期治療とは、いわば基礎工事みたいなものです。診査診断が、設計図、進行における行程表だとすれば、 ...

   今回は、初期治療についてお話ししたいと思います。初診時にある程度の診査診断を行い、応急処置をしたら治療に入っていく訳ですが、その段階で初期治療を進めていきます。   具体的には、保存不可能な歯の抜歯や、虫歯の治療、歯周病の治療を行います。来院される患 ...

   2回にわたりブラキシズムについてお話ししてきました。今回はそれらのまとめをしていこうと思います。   とにかくブラキシズムにおいて1番お伝えしたいことは、患者さんが自覚症状を普段から感じていないことです。痛みやしみなどは断片的な症状で、ブラキシズムとい ...

   ブラキシズムがある患者さんの殆どが、歯ぎしりしている事にピンときていない事が多い様に感じます。そこで今回は、ブラキシズムの患者さんに多い自覚症状と、私ども専門家からみて実際に起きている臨床所見を説明したいと思います。   まず患者さんが感じる自覚症状 ...

   今回は、日中におけるブラキシズムについて説明しようと思います。夜間のブラキシズムに関しては、以前のブログで詳しく説明がされているので、省略させて頂きます。   日中のブラキシズムは、歯をギリギリと強く擦り合わせるというよりは、噛みしめや、単に上下の歯 ...

   今回は根管治療中(歯の根の中の治療)の歯の痛みについてお話ししようと思います。   根管治療とは、簡単に言うと歯の中の神経が通っていた管の消毒 です。神経は既に無い状態での治療なので基本的には痛くなる事は稀ですが、今回は痛くなってしまうケースについて説 ...

   今回は、歯を支えている歯槽骨についてお話ししようと思います。   歯槽骨とは、簡単に言うと顎の骨の一部で、歯を支えている部分です。 この歯槽骨が失われると、歯は支えを失い抜け落ちてしまいます。主な原因は、歯周病や咬合性外傷※等が挙げられます。失われた骨 ...

   今回は、歯根膜についてお話ししようと思います。    歯根膜とは、 歯根と歯槽骨とを繋いでいる靭帯のような歯周組織です。歯は直接骨に埋まっている訳ではなく、歯根膜を介して埋まっているのです。そのおかげで、簡単に抜けることなく存在することができます。それ ...

   今回は、セメント質と歯髄についてお話ししようと思います。   セメント質とは、歯根部の表層の象牙質を覆っている組織です。その役割は、歯根膜線維を歯根表面に付着させて、歯を歯槽内にとどめておくことです。またセメント質の層は薄いため、歯石除去時に何も考え ...

   今回は、エナメル質の下に存在する象牙質についてお話ししようと思います。   象牙質は、歯の構造の中でいわば体幹をなすもので、骨よりは硬く、エナメル質よりは柔らかい組織です。故にう蝕(虫歯)がエナメル質を越えて象牙質に達してしまうと、急速に進行してしま ...

   今回は歯についてお話ししようと思います。歯の構造は、4つの組織で構成されています。今回はその中のエナメル質についてです。   エナメル質とは、歯の1番外側の組織で通常外から見えている部分です。生体の中で最も硬い組織で、その硬さは長石や石英と同等で、身近 ...

 今回は、『親知らずのその後』というテーマでお話ししようと思います。 さて、親知らずを抜歯したあとその傷は、どのような治癒過程を辿るのでしょうか?個人差はありますが、表面上の歯肉は、約2週間で新しい歯肉が出来てきます。その後約3ヶ月くらいで、骨が抜歯後の穴 ...

 今回は親知らずの抜歯の際の術前診査、及び術後のフォローについて、お話ししようと思います。 まずは術前診査ですが、親知らずは埋まっていたり、横向きに生えていたり、根が曲がっていたり、通常の天然歯に比べると抜歯が難しい事が多いです。 それと下顎の親知らずでは ...

 今回は親知らずの抜歯についてお話ししようと思います。 親知らずの抜歯を勧めると、大体の患者さんが口を揃えたように『痛くないですか?』 とか『腫れたりしないですか?』とおっしゃいます。皆さん周りの人からかなり脅かされているようです。 まずは痛みについてです ...

 今回は、親知らずについてお話ししようと思います。 親知らずとは第3大臼歯のことで、前から数えて8番目の歯のことです。通常上下左右に1本ずつあり、計4本あります。個人差があり0〜4本と生えている本数もまちまちです。 皆さん、親知らずと聞いていいイメージを持って ...

 今回は歯周病と全身疾患のその2です。 3.糖尿病 歯周病は、以前から糖尿病の合併症の1つと言われてきました。糖尿病の人はそうでない人と比べたときに、歯肉炎、歯周病にかかっている人が多いと言われています。さらに近年、歯周病 になると糖尿病の症状が悪化するとい ...

 今回は、歯周病と全身疾患について、お話ししようと思います。 皆さん歯周病と聞くと、歯の病気かな?歯ぐきの病気かな?くらいの認識はお持ちだと思いますが、実は全身疾患にも関係していると言われています。主な病気を挙げると、心臓疾患(狭心症、心筋梗塞等)、脳血 ...

 今回は、院内ピンナップボードに掲示してある、歯周病に関してのアンケート結果について、考察していきたいと思います。 Q.1 歯周病に関する知識がありますか? 全く知らない             23% メディアを通して多少は知っている  66% 歯科医院で説明 ...

 今回は、ホームページや院内のピンナップボードにも掲示してある、当院におけるインプラント治療の実態について解析してみようと思います。こちらの統計は、当院でインプラントを導入し始めた1993年からのデータを更新し続けた、いわば堤歯科におけるインプラントの歴史を ...

 10. 総括 当院におけるインプラント治療について、約10回に渡りお話しさせていただきましたが、改めて活字にしてみると普段、患者さんに説明している以上に伝えたいことが多いと感じました。しかし、診療時間には限りがあり全てを伝えようとすれば、患者さんは1時間も2時 ...

 9. 手術時に起こりうる偶発症について 今回は、手術時における偶発症について、お話ししたいと思います。基本的には、起こりにくい事ですが、万が一起きてしまった時はどうするのか?ということをお話ししていきます。 1) 麻酔時におけるショック 麻酔時におけるショ ...

 8-2. 患者さんからよくある質問について 今回もよくある質問についてお答えしていきたいと思います。  Q.6 ブリッジや義歯との違いは?A.6 ブリッジや義歯は、ご自身の歯の助けを借りる為、歯への負担を余儀なくされます。しかしインプランは周囲のご自身の歯の助けを ...

 2歯遊離端欠損とは、連続した第1・第2大臼歯を失った場合で、簡単に言うと奥歯2本がない状態です。それは同時に、失われた歯と本来噛み合うはずの、2本の歯がさらに機能できなくなることも意味します。 臼歯の役割については既に掲載済ですが(2014.08.29)、上下の ...

 8-1. 患者さんからよくある質問について 今回は、患者さんからよくある質問についていくつか回答していきたいと思います。Q.1  治療期間はどのくらいA.1   個人差、症例差はありますが、おおよそ3~6か月程度、必要となります。Q.2 手術に伴う痛み、腫れは出るのか? ...

 7.インプラント治療の利点・欠点 インプラント治療の利点は、ブリッジや義歯にならなくて済むということではないでしょうか。 以前のブログでも説明がありましたが例えばブリッジの場合、ご自身の健康な歯を削り、かぶせなければならないのです。要するに、1本の失った歯 ...

 6.インプラント治療の流れ 患者さんがインプラント治療を受ける際、よくある質問の1つに治療が終わるまでどのくらいの期間がかかるかというものがあります。以前にお話しした事もありますが、インプラントが骨とくっつくには、傷が治癒していく過程を待たなければならない ...

 5.術前診査及び準備 インプラント手術の術前診査として、レントゲン撮影、CT撮影、研究用模型の作成をします。それらを参考にし3次元的に骨の幅、深さ、厚み、下顎管(下顎の中を通っている神経と血管)や上顎洞(鼻の横にある大きな空洞、副鼻腔ともいう)までの距離、 ...

 前回からの続きでインプラントが骨とくっつかない原因をお話ししていきます。1)火傷、2)感染、3)過度な外力、4)骨密度、5)埋入位置、6)埋入深さ、7)全身疾患、8)喫煙等があります。1)~3)については、前回のブログで説明済みなので今回は、4)~8)をお話ししていきます ...

 4.インプラントが骨と結合しない原因 前回、インプラントが何故骨とくっつくかをお話ししましたが、今回は骨とくっつかない場合のお話しをしていきます。インプラントが骨結合しない原因は、1)火傷、2)感染、3)過度な外力、4)骨密度、5)埋入位置、6)埋入深さ、7)全身疾患 ...

 3.インプラントが何故骨と結合するのか? 皆さん、インプラントが何故骨とくっつくのか考えたことはありますか?今回はそのメカニズムについてお話ししていきたいと思います。  インプラントは、何か特殊な接着剤を使って骨とくっついている訳ではありません。またチタ ...

 2.材質と形状 インプラントの材質は、現在チタン製の物が主流ですが、かつては金、エメラルド、サファイア、セラミックと様々な材質の物が使用されていました。今となっては、チタン製の物が当たり前になっているので驚きです。1950年頃にチタンが骨と結合するとわかって6 ...

 みなさんインプラント治療と聞くと、痛いんじゃないか?怖いんじゃないか?とか、警戒される方がいらっしゃいます。以前某局のテレビ放送で、インプラント治療は歯科医院経営の為の治療だとか、医学的な根拠をきちんと示さず良いところは取り上げず、悪いところのみを取り ...

 欠損補綴とは、歯が失われた(欠損)部分に、人工物を入れる(おぎないつづる=補綴)ことを意味します。 患者さんに、こう言われることがあります。『特に困っていないんだけど、歯を入れる必要があるの?』… このことに関しては以前にも触れてますが、欠損を放置する ...

 虫歯治療を希望されての来院ですが、歯を磨く習慣が殆どない患者さん・・・患者さんの意に沿い、虫歯治療をしてさしあげたいのですが、そこをぐっとこらえ、ブラッシング指導と必要な歯石除去をすすめます。 お痛みや腫れなど急性症状があるなら、その限りではなく緊急処 ...

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