カテゴリ:欠損補綴

 インプラントは、決して安易に取り組むべきものではないし、決して歯科医院経営のための手段でもありませんが、その有為性に触れずにそれを語ることはできないのではないでしょうか? それが何かといえば、着脱式の義歯に比べ上部構造物が固定できるので、自然な感覚が得 ...

 多数歯欠損における義歯の問題点として、前回主に残存歯の基礎治療に関して説明しました。今回は義歯装着に際しての、残存歯への配慮につき言及したいと思います。 基礎治療が済んだと仮定した上で・・・義歯の設計にあたり、できるだけ残存歯に負担を強いることがないよ ...

 欠損補綴にあたり、部分入れ歯で対処した場合に、さらに欠損が増え、義歯がどんどん大きくなっていき、最終的に総義歯になってしまうことがあります。   欠損に対する補綴設計を、単に穴埋め的にしか考えなかったときに起きてしまう状況で、 部分入れ歯の維持装置である ...

 日常臨床において、大臼歯2本を失った場合の欠損補綴に対し、手前2本の小臼歯と奥の親不知を支えとしたブリッジ装着例を、目にすることがままあります。 健康保険の解説書では、確かに【④⑤67⑧】(上述のブリッジを表す記号。)という設計は適応症になっています。 ...

 2歯遊離端欠損症例においては、咬合機能における臼歯の役割である、バーティカル ストップ(垂直的な歯止め。)をいかに再生できるかが鍵になります。 補綴物の設計にあたり、考えられる可能性をひとつずつ検討してみますと・・・   義歯の場合、欠損を放置するよりは ...

 2歯遊離端欠損とは、連続した第1・第2大臼歯を失った場合で、簡単に言うと奥歯2本がない状態です。それは同時に、失われた歯と本来噛み合うはずの、2本の歯がさらに機能できなくなることも意味します。 臼歯の役割については既に掲載済ですが(2014.08.29)、上下の ...

 簡単に言うと、親不知以外で、一番奥の歯が一本無くなったとき、そのまま放置してもいいのかという問題です。治療を避けることを第一に考えたいなら、とりわけ困らないからと歯がないまま過ごしても、命に別状はないでしょう。   しかし長期的な歯の健康を考えたとき、こ ...

 第二大臼歯をうしなった際、どのように考えるべきか?・・・それが今回のテーマです。 この歯は親不知以外の28本のうち、一番奥に位置することで最後臼歯とも言われ、そこは顎関節に近いため最も強い力が発生する場所でもあります。しこうして咬合における重要な機能の ...

 今回は、1歯中間欠損における補綴設計のうち、インプラントの解説です。インプラント(Implant)とは直訳では”移植”ですが、人工の歯を埋め込むことや、その歯を意味します。 欠損補綴にあたっては、なによりも残っている歯(残存歯)に負担をかけないように考慮すると ...

 臨床上、ブリッジにおいて実際にどのようなトラブルが起きているかを説明したいと思います。 よくある例として、一方の支台歯でセメント(接着剤)の破壊あるいは溶解がおき、もう一方の支台歯でセメントがしっかり接着していて、ブリッジが外れないため気付かず放置した ...

 今回は、1歯中間欠損における補綴設計のうち、ブリッジの解説です。 ブリッジは、欠損の両側の歯を削ってそれぞれの歯を被せると同時に、欠損部にも人工の歯(ポンティック)を入れる、それらが一体型で固定性の補綴物です。 日本語で言えば”橋”であり、その構造で言 ...

 欠損補綴にあたり、残っている歯(残存歯)に極力負担をかけないように、考慮すべきであるという話は既にしました。 1本の歯がない状況で、前後に歯があり間に歯がない場合を中間欠損といい、一番後ろの歯がない場合を遊離端欠損といっています。捉え方に違いがあるため ...

 欠損補綴とは、歯が失われた(欠損)部分に、人工物を入れる(おぎないつづる=補綴)ことを意味します。 患者さんに、こう言われることがあります。『特に困っていないんだけど、歯を入れる必要があるの?』… このことに関しては以前にも触れてますが、欠損を放置する ...

↑このページのトップヘ