カテゴリ:根分岐部病変

 根分岐部病変とは歯科疾患の一つであり、複根歯の分岐部に骨吸収を呈した歯周病の状態をあらわしています。治療法として、歯周病の状態を改善するため根を分割し二本に独立させ、クラウンにて連結固定します。修復後歯間部(元は根間部)は清掃可能になり、良好な予後を期 ...

  自分自身に根分岐部病変の経験がないので知り得なかったことですが、ある患者さんの治療を通して、会話のやり取りから思わぬ発見があったのでお知らせしたいと思います。 患者さんは、53歳、女性、下顎左側第二大臼歯の根分岐部病炎がありました。ブラッシング(歯磨き ...

   今まで歯周病検査における、根分岐部病変の分類表記を、【Ⅰ−】、【Ⅰ+】、【Ⅱ】、【Ⅲ】としてきましたが、この9月から【Ⅰ】を省略して、【Ⅰ−】→【−】、【Ⅰ+】→【+】と表記することにしました。(大) ...

 根分岐部病変という病気があります。歯周病のひとつの病態で、以前水平的なポケット検査のところで、解説させていただきました。 ご存知のように、歯周病が進行してくると、歯槽骨の吸収が伴います。すると複根歯における根の枝分かれ部分が、歯肉に覆われていても歯槽骨 ...

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