カテゴリ:だいちゃん

 プランジャー カスプ(plunger cusp)とは、『突出した咬頭』のことで、臼歯の領域で一部の咬頭(臼歯の噛む面の山の部分)が対合歯(咬み合う相手)の方に飛び出している状態を意味します。 欠損を長く放置したり、歯の位置異常が原因で起きることが多いようです。 一方 ...

 上に示したイラストと写真は見ての通り、過度で不適切な歯間ブラシによる歯の磨耗です。 私が日々の臨床の中で感じる、あまたある用件のひとつに、患者さんがどうしても楽な方に走りがちになるという問題があります。 もし物事が簡便に対処できしかも問題なく完結するな ...

  今年は3羽のツバメのひなが巣立ちました。 この写真は巣立つ前日に撮影したものです。 もう親鳥と同じくらい立派な大きさになっています。 1羽が飛び立ちました。 すると、もう1羽も…。 でも、最後に残った1羽は、なかなか勇気がでないようです。(涙) 時折 ...

 以前、『たむら』が担当していた【ツバメ】の2018年度版最新ニュースです。 堤歯科の近くで、なんとも微笑ましく、可愛らしい、ツバメの雛が日に日に育って、いまにも旅立ちしそうな光景を目にすることができました。 親鳥は気が気ではない様子で、餌を運びながらも子供 ...

 2014.05.19.にスタートしたオフィス ブログ【堤歯科のスマイル良い歯】も、はや400回を数えることになりました。 1983.03.01.に開業以来30有余年、患者さんには、歯にかかわる健康意識の向上をしていただこうと、可能な限り詳しい説明をしつつ日々臨床を重ねてまいりまし ...

   私『ポケット検査をご存知ですか?』 患者さん『あのチクチクする痛いやつ!?』 私『何のためにするかはご存知ですか?』 患者さん『歯周病ですよね・・・?』 私『何ミリくらいあると言われましたか?』 患者さん『深い所があると聞いたけど、数字までははっき ...

   検診時に、   『今日は歯石、取らないの?』   『何回で終わるの?』   『時間はどれくらい?』   『以前は機械で1、2回で20分位で済んでるから!』等々   以上のようなことを患者さんに言われることがあります。このような発言の根底には、歯の汚れ(歯垢、 ...

 定期検診を続けて受けるからには、誰しも歯の長期的な健康を望むであろうし、具体的には【一本も歯を失うことなく自分の歯を一生使い続けること】が理想=最終目標であることに、異議を唱える人は誰一人として居ないのではないでしょうか!?   一方、敢えて礼を失して諫 ...

 堤歯科では、リコール システムと称し、通常6か月に一回定期検診をお勧めしています。 歯にかかわる健康を維持するために、半年に一回のチェックは最小限のケアーだと考えています。 たとえば患者さんが自分でするはずの歯磨き(ブラッシング、tooth-brushing)に関して ...

   根管治療を繰り返してもなかなか根尖周囲の病巣が消失しないことがあります。歯根の先端数ミリの部分は、解剖学的に非常に複雑で歯髄(神経)が毛細血管状の構造をしています。   そのために欧米などでは、歯を保存するために必要とされる根管治療成功の可能性が低け ...

 食片圧入とは、歯と歯の間(歯間)に摂取した食物が挟まることを言います。 もともと歯列に空隙がある(空隙歯列弓、俗に言う、”すきっ歯”)わけではない限り、健康であれば食片圧入が起こらないのが普通です。なぜなら隣り合った歯同士は、なんらかの問題がなければ、 ...

 歯には生理的な動揺があります。つまり健康な状態であっても、もともと動きがあるという意味です。そしてそれがどの程度かというと、約0.2mm(200μm、ミクロン)と言われています。 以上のことは、解剖学的に、硬組織である歯と歯槽骨とが直接接しているわけではなく、歯 ...

 歯が歯槽骨に支えられていることは、誰もが知る所だと思います。 一方、歯周病という歯科疾患があります。それがどんなものかと言えば、何らかの原因で歯槽骨が吸収し、結果歯を支えることが出来なくなり、挙句の果て歯が抜け落ちてしまうという病気です。 さて、矯正治 ...

 2016年3月に移転して以来、懸案だった駐車スペースの確保が、2018年1月から可能になりました。 今まで車で来院された方には、周辺地域の余りにもの劣悪な駐車環境から、たいへんな迷惑をかけてきましたが、診療室のビルの一角に一台分確保できました。 原則として診療予 ...

   『今日は何時間かかってもいいんで、歯石を取っちゃって下さい!?』 『毎日でも続けて通うので、はやく(早く&速く)終わらせて下さい!?』 というように、患者さんはおっしゃいます。痛み腫れ等の不快症状があれば別なのでしょうが、一般的に患者さんは、歯の治 ...

 一般的に部分義歯には構成要素の一つに、クラスプ(鉤)と呼ばれる金属製の針金のような部分があります。義歯装着の際に、そのクラスプが一部の残存歯(鉤歯)に嵌り込むことによって、義歯が安定するという訳です。 三つの主要な働きがあり、それには、①維持(retention ...

   歯石除去に限らず全ての仕事において、それをきちんと履行しようとするならば、何よりもステップごとの【確認作業】が肝要だと思っています。   【歯から歯石を取り除く!】という行為を成就せしめるためには、【歯石】を・・・❶前もって確認し、検討し、準備する。 ...

   歯石除去を受けるに当たり、ブラッシングが行き届いていることが前提条件であるという点についての説明は、前回のブログで済ませました。   さて、いざ歯石を取る段になると・・・患者さんは・・・『今日で終わりですか?』『一体あと何回かかるんですか?』『今まで ...

   歯周病予防に結びつく、【歯石除去】を1〜2回で済ませてほしいという、患者さんの希望に添えない理由にはいくつかありますが、その中の1つに【ブラッシング】の問題があります。   ブラッシングが不十分なままでは歯石除去はできません。否、できないことはありませ ...

 『歯石を取ってください。一回で!?』 『今までそうして貰って来ましたから。』 『気になる固まってしまった汚れさえ取れればいいんです。』 『今のところ他に気になる症状は特にありませんから。』 以上は過去に実際にあった患者さんのコメント例で、【歯石除去】に ...

 20年くらい前でしょうか?・・・ハイブリッド セラミクスなる修復材料が流行したことがあります。92%のセラミックの粉末を主成分とし、残りは合成樹脂で構成されていて、そこそこの色調整が可能な、新しい審美材料という触れ込みで持て囃されたものでした。 人気の理由は ...

 『半年前から右上奥歯が浮いた感じがする。』という主訴で来院された患者さん。口腔内所見の特筆すべき点として、噛み合せが Scissors bite(鋏状咬合)であることが挙げられます。 エックス線検査をすると歯周病があり、長年にわたり部分的な治療に終始していて、虫歯の ...

 患者さんはほとんどの場合、見た目の問題を主訴として矯正治療を希望することが多く、それはそれで当然と言えば当然のことなのですが・・・ 具体的には、①上顎前突(いわゆる出っ歯。)/   ②下顎前突(受け口。)/   ③両顎前突(上下両方が前に出ている様子。)/ ...

 【歯性病巣感染】という言葉があります。歯の疾患に関わる病原菌が血行性に体を巡り、歯から離れた体の部分に疾患をもたらすというわけです。 以上の切り抜きは、過去に新聞や雑誌等に掲載された歯科関係記事を私がスクラップ ブックに収集したものの一部です。 歯科なの ...

   当院でインプラント治療をする際には、他の治療の合間に行うようなことは避けています。私共ではこれを当然の治療姿勢と考えています。 その理由として、インプラント治療を成功させるためには、❶感染を防ぐ。/ ❷ドリリング時の火傷を防ぐ。/ ❸術者および介補 ...

 口腔内の噛み合わせの状態を注意深く観察してみると、不思議な現象に遭遇することがあります。   それがどのような事かというと、顎(下顎骨)をさまざまな方向に動かしても、噛み合わないはずの領域(歯の表面)に咬耗(噛み合わせによる歯の磨耗)が確認されることです ...

   検診時における、重要なチェック ポイントの1つに【噛み合わせ】があります。   例えば、❶詰め物が取れたままになっているような場合/   ❷歯がぐらついてきたような場合/   ❸臼歯の欠損を治療せずに放置したような場合/   ❹歯の磨耗が顕著な場合/   ❺食 ...

 まず以下に、ある患者さんのX線とデータを呈示します。 主訴の治療が終わり、歯石を暫く取っていないというので、通常の検査後、ブラッシングの不十分さを修正していただいたうえで、歯石除去を全体にわたって行い、再評価したところ、右下第二大臼歯のポケットの深さが ...

 果たして症状の有無で、治療が必要であるか否かの判断することができるのでしょうか? その答えとしては、症状を拠りどころにしていたなら、歯の健康はどんどん損なわれるという、厳然たる事実をお知らせしないわけにはいきません。なぜなら、歯に関わる疾患は症状がない ...

   歯の噛む面の一部が顕著に磨耗している場合、そこにエアーシリンジで風を当てて乾燥し、且つライトの光を当てると強く光ります。それはまるでダイァモンドのカット面のように!という形容がピッタリ当て嵌まるようです。かりにそこが歯のエナメル質であっても、金属やま ...

 フレミタス(fremitus)とは、震盪、振動のことで、震え動くこと、揺れ動くことを意味します。 歯は健康であれば動かないものと思われがちですが、実際には生理的な動揺があります。その理由は、解剖学的に歯とそれを支える歯槽骨の間に200ミクロン(0.2mm)の間隙があ ...

 この2枚のX線写真は、ある患者さんが30年前に初診で来院された時と、最近検診で来院された時のものです。その間欠かすことなく、半年毎のチェックを受け続け、X線写真は36枚を数えました。   検診時に一体何をして来たかと言えば、概ね❶問診による問題がないかの ...

   前回のブログで申しましたように、スタッフの欠員に伴う募集に際し、堤歯科が求める歯科衛生士の仕事内容に関して触れてみたいと思います。それは、学校で学んだ知識と国家試験資格を生かし、❶   歯周病治療の根幹である刷掃指導と歯石除去を正しくきちんと行う。❷ ...

   6年勤務したT.がめでたく生涯の伴侶を得たため、欠員補充でスタッフを募集することになりました。   堤歯科は、次に掲げる3つの方針を開業以来守ってきました。❶   アポイント制を守る。(原則1人30分を一単位とし、アポを重ねない。)❷   残業しない。(週拘束 ...

 痛みや腫れなどがあって来院された患者さんに対し、通法にしたがい診査、診断をした結果、やむなく抜歯という判断になる場合があります。 誤解のないように説明しますが、今は歯をそう簡単には抜かない時代ですし、複根であれば根を一部残す等保存する治療法があります。 ...

   【顎関節症】というと、『自分には関係ない!』と思われる方がほとんどのようです。 しかし症状が顕著ではなく、ときどき現れる軽微な場合や潜伏してほぼ症状がない場合を含めれば、ある意味では殆どすべての方が顎関節症、あるいはその予備軍といっても過言ではない ...

   最近、【クレーマー】という言葉が一人歩きしているような気がします。   歯科治療を成功させ、患者さんの歯の健康に結びつくように、歯科医療に携わるすべての人間が努めて同じ目的に向かうべきであることは自明の理でありましょう。   患者さんを囲み、歯科医療 ...

 ブログ名を【スマイル良い歯】とすることにした、真の意味について触れてみたいと思います。 我々スタッフが仕事をするに当たって、笑顔で患者さんに接するなど・・・それも確かに重要ではあります。しかし歯と言えども医療である以上、それなりの厳粛さを要求されるもの ...

 今般、 高齢者の増加にともない、以下のような患者さんに遭遇することが多々あります。 それは循環器疾患を避けるため 、一般的によく言われている『血液をサラサラにする薬 』、すなわち抗凝固剤を常時服用されている患者さんです。   そのような方たちに外科処置を施 ...

   写真のノートは、当院に勤務する歯科衛生士が、仕事に役立つように自分で作った、自分専用の言ってみれば【あんちょこ】です。実は診療の合間に眼に入ったので、勝手に撮りました。あとで持ち主には断わりましたが・・・   広辞苑によれば、【あんちょこ】は『アンチ ...

   先日、永年通院されている患者Yさんの紹介で、ある患者Kさんがいらっしゃいました。   Yさんは、お口全体をひとつの単位として(包括的視野で)みた場合に、問題となっている箇所の一通りの治療が済み、口腔内の健康状態が得られたので、その長期的維持のため約20年間 ...

  患者さんにブラッシング指導をしようとすると・・・   『歯ブラシは何がいいんですか?』   『練り歯磨きは何がいいんですか ?』   歯周病の成り立ちを説明すると・・・   『歯周病には何が効くんですか?』   『何かいい薬は?』等々   しかし残念ながら ...

   この一年、歯科治療という仕事を通して、さまざまな人々そしてさまざまな出来事に出会いました。各種機械メーカー、材料、薬品、内装等各種業者、外注歯科技工所、あるいは歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士等々・・・   以前『患者さんを支えるスタッフの連携』(201 ...

   主として、患者さん向けに治療説明や診療姿勢を発信していこうと、オフィス ブログをスタートしたのが、2014.05.19.でした。それも今回で300を数えることになりました。   始めるに当っての切掛は、開業して30有余年臨床を続けてきて、患者さんへの説明がなんら変化な ...

   GBRとは、Guided Bone Regenerationの略で、骨誘導再生術を意味します。   どんな場合でも、好きなように骨が作れるわけではありませんが 、条件が揃えば無いところに骨を作ることができます。    たとえば抜歯後、しかるべき処置をして条件が揃えば骨が出来ます。 ...

   精密機械の設備を整えそれを使いさえすれば、精密治療が達成されるわけではないことは自明の理です。   まず第一に医療従事者側の問題としてあるのが、機械器具のたぐいは、全ては使う人の使い方次第であり、使って活かしてこそ意味があるということ。   さらに問題 ...

 『そちらでは、歯の診療にマイクロ スコープを使っていますか?』   最近、こういう問い合わせが時々あるようです。それに対し、   『必要に応じて、使っています。』とお答えしています。   使う意味があれば使いますが、何でもかんでも使うわけではありません。と ...

   【枘鑿(ぜいさく)相容れず】という慣用句があります。 枘鑿とは、広辞苑によれば、四角いほぞと円いあなのこと。転じて、物事が互いにくいちがって合わない様子を意味します。 毎日臨床を重ねていると、いろいろな場面でこの慣用句で表したくなるような出来事に遭 ...

 おいしく食べてほしいと作る料理には、調理する人の食べる人に喜んでもらおうという心が込められていると思います。 それに対し、『おいしかった!』、『ごちそうさま!』、という言葉が作った人の気持ちにどれだけ報い、また作ろう、また喜んでもらおうという気にさせる ...

   当然のことながら、診療に際し患者さんはさまざまな希望を訴えます。   歯と言っても身体の一部ですし、ある意味では歯だからこそ、神経質になってしまう部分があるんだろうと思います。   しかしながら、希望は希望としてお話しは伺いますが、その通りにできるかど ...

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