日々の臨床のなかで患者さんに詰め物や被せ物など、人工物を装着することは日常茶飯事です。 装着すると、ほとんどの患者さんが違和感を訴えます。噛み合せが高い/ほかの歯が噛んでない気がする/隣の歯が押されて物が詰まっているように感じる/などです。 このような ...
521.根分岐部病変の処置
複根歯(二本以上根を持つ歯)に横穴が開くことがあります。しかしそれは虫歯等で歯に穴が開くわけではなく、健康なら歯槽骨に覆われている歯根の枝分かれ部分が、歯周病の骨吸収により(歯肉に覆われていても)歯肉の中で露出している状態を根分岐部病変と称しています。 ...
520.インプラント治療の評価されるべき点と問題点
私共が1993年にチタン製インプラントを導入してから約32年が経過しています。ここで一度インプラント治療の総括をしてみたいと思います。 評価されるべき点①義歯が回避され、義歯装着による諸問題(咬めない/違和感/着脱の手間/審美性を損なう/鉤歯の寿命が短くなる ...
519.歯の中ってどんなだろう?!
上の写真は、歯の墨汁標本です。歯の解剖学の勉強で、歯の神経(歯髄)が入っていた隙間の構造を知るため、実際の歯牙をさらし墨汁をしみこませて観察するものです。 われわれ歯科医師が歯の中の治療(根管治療)をする際、参考にすべき知識です。 その昔、歯の中の ...
518.お体の手術前に歯のクリーニング?
最近よくある事例で、お体の手術を受けることになった方が来院し、手術前に歯のチェックと清掃を希望されることがあります。 その理由は、手術中の感染リスクを低減し、全身麻酔に伴う合併症を避けるためと言われており、主治医からの指示があるようです。 歯科領 ...
517.義歯による咬傷とその原因
義歯装着中、口唇、舌、頬粘膜を誤って噛んでしまうことがあります。 その原因として、❶咬合高径不足/ ❷咬合平面低下/ ❸人工歯配列位置不良/ ❹義歯床辺縁部の不適切な厚み/ ❺上下義歯の後縁部における研磨面同士の咬合/ が挙げられます。 それぞれを解説 ...
516.歯科衛生士敎育雑感
ある日の診療室の一コマです。 数ヶ月ぶりのリコールで来院した患者さん、衛生士のメインテナンス治療が終わり、歯石の取り残しがないか等のチェックを依頼され確認すると、口腔内で一番深い歯周ポケットが右下側切歯の近心頬側隅角部に5.0mm存在します。 よく見ると、歯 ...
515.根分岐部病変の治し方ーその1
根分岐部とは、複根歯における根と根の間の枝分かれ部分を指します。 また根分岐部病変とは、本来健康であれば歯槽骨で満たされ支えられている筈の歯の根分岐部において、何らかの理由で骨吸収が起きている病態を意味します。 典型的な症状に、強く噛めない/ 時々歯が ...
514.歯周病を治す!Ⅱ
この症例は、2024.09.01.に掲載した『歯周病を治す!Ⅰ』の続編です。 (歯周外科手術時口腔内写真。これ以上の資料は実際に掲載されたブログでご確認下さい!) 前回のブログの概略を説明しますと、患者さんは60歳、男性、会社員、上顎前歯部が普段はなんともない ...
513.インプラント イノベーション 2⃣
前々回のブログでインプラント デザインの大幅な変更によるインプラント治療の革新についてのべましたが、今回はその続編です。 インプラントを植立する際にはドリルで骨を削りますが、その治療手技の全く新しい考え方と取り組み方が考案されました。 通常ドリリングする ...





