3年前に総義歯を作成した患者さんが今日検診で来院されました。半年毎のチェックを続け今回5回目の検診でした。経過は良好です。 口腔内の炎症はありません。 開口しても義歯は落ちたり浮くことはなく、安定しています。(大) ...

 喰いしばりや歯軋りなどの強い咬合力が原因で、歯と歯茎の境目(歯頚部)に引っ張り応力が集中し楔状、陥凹状等さまざまな形に発生する欠損を意味しています。 過去において恐らく約25年程前迄は、歯磨きでブラシを横に強くかけることが原因と言われており、実際チェアー ...

 2022.05.17.に掲載した『474.定期健診で来院したある患者さんの一症例』の続報です。 今回の定期健診で患者さんが気にしている二つの点、即ち歯の部分的破折及び歯肉退縮はともにブラキシズム*が原因です。以下に参考となる論文の要約を載せますと、  過剰な咬合力によ ...

 1983年3月1日に開業してから、本日41年目に入りました。 いい歳をして!と思われましょうが、まだまだ歯科医療に関する興味は尽きることがなく、もっとこうすればどうなんだろうとか、改善、工夫の余地はないものかと、少しでも進歩したい、良いことは身につけたいと、24 ...

 これを巷ではインレー ブリッジ?と言うらしいですが・・・ そもそもこのような代物は大学でも学ばないし、健康保険でも治療法としてない筈です。 ところが患者さんのお口の中に何故かよく見掛ける訳です。 ある患者さんが最近、これが脱離して来院されました。 患者さ ...

 患者さんは、60歳、男性、食べ物を噛めるようにして欲しいという主訴で来院。事情があって20年来歯科治療をうけておらず、約5年前に脳梗塞を患い、利き手の右に不自由さがありました。(大) ...

    以上は術前の、以後は術後の写真です。患者さんは、前歯の審美性の欠如を主訴としていました。 具体的には、歯と歯の間に隙間があり切端咬合気味になっていることでした。 診査してみると、前歯部における上下顎歯槽骨の関係が逆被蓋の傾向がある上、舌癖が問題と ...

 根だけになってしまった歯の治療はどうするのでしょうか? 歯根に対し単に釘を差し込むような形で差し歯や芯棒(コア、core)を作製することには賛成しかねます。 どうすればいいのかというと、作製するコアの形態を歯根全体を包み込むように、且つそのコア上にクラウン ...

 患者さんは、『前歯が伸びてきた』と訴えている、44歳、女性、会社員です。 これまでの治療は、進行した歯周病であるのにもかかわらず【歯石除去】と称し、ただ表面の汚れを取る処置だったとのこと、その結果として歯が移動してきた訳です。 その【歯石除去】で患者さん ...

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