ブラキシズムによって、患者さんがどのような症状を訴えるかというと、歯の痛み(あらゆる種類の痛み、しみ)、歯周組織の違和感(重く熱を持った感じ)、口腔周囲筋群の諸症状(こり、だるさ、痛み)、顎関節の痛みと音の発生、開口障害などが主に挙げられます。 またわれ ...
62.ブラキシズムにどう向き合うか
ブラキシズムに関する研究の過程において、過去に全身的要因(内臓障害、鼻疾患等)や局所的要因(口腔領域、主に噛み合せの不調和)が取り上げられたこともあるなかで、精神的要因が現在の趨勢であることは、すでに述べました。 これですべてが解明されたというわけでは ...
61.ブラキシズム
ブラキシズムとは、誰もが一度は耳にしたことがある、あのキリキリと音を発する歯ぎしりや、その仲間の総称です。グラインディング*、クレンチング**、タッピング***の三つに分かれます。 過去には、病的なものと扱われてきました。しかしここ10年程は、さまざま ...
60.歯科治療と予防ー我々の仕事を減らす?努力ー
毎日の臨床の中で、いろいろな患者さんと触れ合っていると、治療をしながらも、さまざまなことが頭の中を巡っています。 私たちの仕事である治療を、おおきく二つに分けてみると…… 一つ目は、患者さんの体が治癒に導かれるようにする、なってしまった病気を治す治療の ...
59.歯周治療の実際ー歯周外科手術、環境改善を目的とした場合Ⅳー
根分岐部病変のお話しの続編です。病気の分類には、論文を書いた人の名前が付いたりして、多々ありますが、一つの医療機関でスタッフ同士(陣容。顔ぶれ。)が、異なる分類を使うわけにはいきません。診査、診断、ミーティング(打ち合せ)等で齟齬が生じないように、私共 ...
58.歯周治療の実際ー歯周外科手術、環境改善を目的とした場合Ⅲー
根分岐部病変という病気があります。歯周病のひとつの病態で、以前水平的なポケット検査のところで、解説させていただきました。 ご存知のように、歯周病が進行してくると、歯槽骨の吸収が伴います。すると複根歯における根の枝分かれ部分が、歯肉に覆われていても歯槽骨 ...
57.歯周治療の実際ー歯周外科手術、環境改善を目的とした場合Ⅱー
唇や頬をいろいろな方向に引っ張ってみると、歯肉との間にすじが張る部分があります。また引っ張っても、動かない歯肉の部分と、唇や頬と一緒に動いてしまう粘膜の部分があります。すじには上唇小帯、下唇小帯、頬小帯があり、動かない歯肉を付着歯肉、動く粘膜を歯槽粘膜 ...
56.歯周治療の実際ー歯周外科手術、環境改善を目的とした場合Ⅰー
今まで述べた歯周外科手術の意味合いは、炎症抑制を目的とした、言わば外科処置を伴う歯石除去でした。しかし歯周治療における外科処置には、環境改善を目的とした場合もあるので、紹介しましょう。 たとえば、バイオロジック ウィズ(生物学的幅径)という概念があります ...
55.医療ー受ける側の希望、携わる側が取るべき姿勢ー
医療を受ける側(患者さん)は、はやく(早くと、速くの両方)、やすく(安くと易くの両方)、痛くなく、歯の治療を済ませたいと思っています。 医療に携わる側(我々歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、及びその他のスタッフ)は、歯科の専門家として、悪化が予測される ...
54.歯周治療の実際ー歯周病の治癒後を左右する因子ー
歯周病の直接的原因である汚れ(歯垢)が、新たに停滞しないようにしなければいけません。再発を防ぐためには、ブラッシング(歯磨き)によるプラーク コントロール(歯垢抑制)の継続は欠かせません。さらに6か月ごとの検診で、ブラッシングに遺漏がないかの確認とその修 ...



