みなさんは歯を長持ちさせたい。でも・・・/ 痛くなければ歯医者に行きたくない。そんな・・・/ 都合のいいことを考えていませんか???
リコール システムとは、治療を終了した患者さんの歯の長期的な健康維持・管理を目的としたシステムです。日夜行われている研究によって、その再発を防ぐためには半年ごとのチェックが必要だといわれています。
欧米では以前から、患者さんの方から積極的に、まかせられる歯科医師に自分の誕生日などを目安として(つまり1年に1回)アポイントをとるそうです。それは欧米の人々が、歯の健康には早期発見・早期治療がベストだということを、当たり前のように理解しているからです。
日本では、残念ながら自分から積極的に歯科検診を受ける習慣はないようです。そして、ほとんどの方が症状の有無で、歯科治療をうけるかどうか決めます。果してそれで本当に、歯の健康を維持することができるのでしょうか。
私どもの処に来院する患者さんの、諸症状は主に虫歯、歯槽膿漏および歯軋りが原因ですが、どれも普段は殆ど症状はなく、慢性的に進行しています。そして体の抵抗力と病気との釣り合いが崩れる、中程度以上の進行時に、症状が頻発してくるという厄介な病気です。 そこで信頼できる歯科医院で定期的に検査を受け、病気を初期のうちにくい止める必要があるのです。
治療終了の半年後、患者さんにその間の様子を伺います。X線を撮り以前撮影したものと比較して、時間の経過による所見の変化を検証します。そして必要に応じ、ブラッシング指導、色素沈着・歯石除去などのクリーニング、噛み合せ、歯軋りへの対処としてのナイトガードの調整等をし、予防を図ります。(H.P.掲載文改変)(大)
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