近代的な歯科医療においては、かかわるスタッフが個々に行動するのではなく、密にコミュニケート(意思や感情の伝達。)して事を為すという考え方が理想的とされ、治療効果を最大限に発揮し、患者さんの健康に貢献できるといわれています。
東京の、町の歯科診療所で一人の開業医が、一日100人以上の患者さんを診ていた、昭和40年代が今を見ればまさに、隔世の感ありということではないでしょうか?
患者さんを囲み下から支えるように、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士の三者が、それぞれ連携し合っていくという考え方です。三角錐であらわすと、その頂点に患者さん、その底辺で我々スタッフが協力して支えるという図がぴったり当てはまります。

一例をあげると、プラーク コントロール(歯垢の抑制)をしている歯科衛生士が、そこから得られた貴重な情報を活かし、歯科医師、歯科技工士とのコミュニケイション*を確立できれば、修復物作成、メンテナンス(維持。管理。)、予防において多大な貢献をし、高水準の医療の達成が期待できます。
にもかかわらず、歯科技工士は一向にチェアー サイド(診療台の傍ら)に足を運ぼうともせず、歯科衛生士は自ら得た情報を、歯科医師、歯科技工士に伝えることもしないことがあります。
物言う人が少なくなっているような気がします。仮に意見がたがうとも、互いをうやまい、自ら患者さんの為に良かれと思うことを訴え、議論を戦わせることは、素晴らしいことだと思っています。
結果的に自分の主張が通らずとも、後腐れなく互いを認め合い、決まった方針にしたがう。そういう潔さを持ち合わせていたいものです。患者さんのために!(大)
*コミュニケイション(communication):社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。
東京の、町の歯科診療所で一人の開業医が、一日100人以上の患者さんを診ていた、昭和40年代が今を見ればまさに、隔世の感ありということではないでしょうか?
患者さんを囲み下から支えるように、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士の三者が、それぞれ連携し合っていくという考え方です。三角錐であらわすと、その頂点に患者さん、その底辺で我々スタッフが協力して支えるという図がぴったり当てはまります。

一例をあげると、プラーク コントロール(歯垢の抑制)をしている歯科衛生士が、そこから得られた貴重な情報を活かし、歯科医師、歯科技工士とのコミュニケイション*を確立できれば、修復物作成、メンテナンス(維持。管理。)、予防において多大な貢献をし、高水準の医療の達成が期待できます。
にもかかわらず、歯科技工士は一向にチェアー サイド(診療台の傍ら)に足を運ぼうともせず、歯科衛生士は自ら得た情報を、歯科医師、歯科技工士に伝えることもしないことがあります。
物言う人が少なくなっているような気がします。仮に意見がたがうとも、互いをうやまい、自ら患者さんの為に良かれと思うことを訴え、議論を戦わせることは、素晴らしいことだと思っています。
結果的に自分の主張が通らずとも、後腐れなく互いを認め合い、決まった方針にしたがう。そういう潔さを持ち合わせていたいものです。患者さんのために!(大)
*コミュニケイション(communication):社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。
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