患者さんの来院理由の一つに、修復物であるインレー(つめもの)、クラウン(かぶせもの)等の脱離(はずれる)があります。
再装着をしても問題がなければそうしますが、多くの場合それが起きるには原因があり、取り除いて再製することが、再度の脱離や虫歯の進行の防止に繋がります。そのことを患者さんは、理解していただいているのにも拘らず、ほとんどの場合取り敢えずの再装着を望まれます。
修復物脱離の主な原因には、金属の変性(劣化。腐蝕。)/ 作成時からの維持性の低さ/ 耐摩耗性の低さ/ 修復物の破断/ 周りの歯質の破折/ 歯根の破折/ 不適切な咬合/ ブラキシズム(歯軋り及びその仲間。)/ セメント(接着剤)の溶解、破壊/・・・が挙げられます。
修復物の脱離に関しては、上記の原因以前の問題として、まずその修復物の種類の選択が、適正であるかを検討する必要があります。 つまり、インレーやクラウンがまずありきではなく、そもそもそれらが果して適応症として問題はないのか、ということをです。
本来、歯牙の欠損の修復に際しては、患者さんの全データを包括することにより、広い視野で適応症であるかを判断し、適正な材料の選択と設計の立案をすることが、脱離等の問題を防ぎ、健康の持続性と修復物の維持性を高いものにします。
修復物の種類の決定に関する具体的な記述は、あらためて別の機会にゆずります。(大)
再装着をしても問題がなければそうしますが、多くの場合それが起きるには原因があり、取り除いて再製することが、再度の脱離や虫歯の進行の防止に繋がります。そのことを患者さんは、理解していただいているのにも拘らず、ほとんどの場合取り敢えずの再装着を望まれます。
修復物脱離の主な原因には、金属の変性(劣化。腐蝕。)/ 作成時からの維持性の低さ/ 耐摩耗性の低さ/ 修復物の破断/ 周りの歯質の破折/ 歯根の破折/ 不適切な咬合/ ブラキシズム(歯軋り及びその仲間。)/ セメント(接着剤)の溶解、破壊/・・・が挙げられます。
修復物の脱離に関しては、上記の原因以前の問題として、まずその修復物の種類の選択が、適正であるかを検討する必要があります。 つまり、インレーやクラウンがまずありきではなく、そもそもそれらが果して適応症として問題はないのか、ということをです。
本来、歯牙の欠損の修復に際しては、患者さんの全データを包括することにより、広い視野で適応症であるかを判断し、適正な材料の選択と設計の立案をすることが、脱離等の問題を防ぎ、健康の持続性と修復物の維持性を高いものにします。
修復物の種類の決定に関する具体的な記述は、あらためて別の機会にゆずります。(大)
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