今回は救急蘇生法についてお話ししたいと思います。
近年AEDの普及等に伴い、医療関係者ではなくても、心肺蘇生やAEDを用いた一次救命処置を行う場面に遭遇することがあるかもしれません。AEDについては後日触れますが、今回は心肺蘇生法についてお話ししていきます。
突然心停止の最も一般的な原因とされる、心室細動、心室頻拍は、事前の兆候や症状がありません。これらが起こると、全身に血液を送ることが出来なくなり死亡する場合や、脳や臓器に後遺症を残すリスクが高くなります。
心肺蘇生のガイドラインは、2010年版が最新のものです。5年おきに改定され現在のポイントは、胸骨圧迫が最優先されていることです。かつては、A→B→Cの順番で行われていましたが現在は、C→A→Bとなっています。AとはAirway(気道確保)、BはBreathing(人工呼吸)、CはCirculation(心臓マッサージ)です。
救急車が到着するまでの平均時間は、約7~8分と言われています。心停止後1分経過ごとに、生存率は7~10%低下していきます。その間、何もせずにいれば生存率は、どんどん下がってしまいます。とにかくいち早い救命処置が必要となります。
私共、医療従事者は万が一、そのような場面に遭遇した場合も、焦らずにやるべきことを確実に行えるよう、定期的に院内での講習を行い、知識の再認識をしたりして不測の事態にも迅速に対応できるよう心掛けています。(tutumisikam)
近年AEDの普及等に伴い、医療関係者ではなくても、心肺蘇生やAEDを用いた一次救命処置を行う場面に遭遇することがあるかもしれません。AEDについては後日触れますが、今回は心肺蘇生法についてお話ししていきます。
突然心停止の最も一般的な原因とされる、心室細動、心室頻拍は、事前の兆候や症状がありません。これらが起こると、全身に血液を送ることが出来なくなり死亡する場合や、脳や臓器に後遺症を残すリスクが高くなります。
心肺蘇生のガイドラインは、2010年版が最新のものです。5年おきに改定され現在のポイントは、胸骨圧迫が最優先されていることです。かつては、A→B→Cの順番で行われていましたが現在は、C→A→Bとなっています。AとはAirway(気道確保)、BはBreathing(人工呼吸)、CはCirculation(心臓マッサージ)です。
救急車が到着するまでの平均時間は、約7~8分と言われています。心停止後1分経過ごとに、生存率は7~10%低下していきます。その間、何もせずにいれば生存率は、どんどん下がってしまいます。とにかくいち早い救命処置が必要となります。
私共、医療従事者は万が一、そのような場面に遭遇した場合も、焦らずにやるべきことを確実に行えるよう、定期的に院内での講習を行い、知識の再認識をしたりして不測の事態にも迅速に対応できるよう心掛けています。(tutumisikam)
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