当然のことながら他の歯科治療と同様、総義歯治療においても、まず診査、診断、治療計画があってしかるべきで、その後治療説明があり、患者さんは納得すれば治療を依頼することになります。それに対し医療従事者が請け負えば、そこではじめて治療のスタートになるわけです。
この手順を踏まないために、あとあと問題が顕れると、治療が滞ることになります。後で解決しようとすれば、治療の遠回りを余儀なくされ、予定外の処置に患者さんの同意が得られなければ、あってはならないことですが、妥協した治療で終止符を打たざるを得ません。
以上の前置きを述べた理由は、今回のテーマである硬組織への処置こそ、診査・診断・治療計画の手順を踏むことで、最も適したタイミングで施術することができ、のちに禍根を残さずに済む治療項目のひとつだからなのです。
診査の段階において、硬組織に問題があるかどうかは、前にも触れたように、『指で押してみる!』診査が有効です。柔らかい指で押して痛むなら、硬い義歯では尚更痛むはずだからです。
粘膜への触診の結果、痛みを伴うならX線で確認のうえ、前もって外科処置をすることが、総義歯治療成功のための必須条件となります。
痛みの原因となる具体例には、骨鋭縁部、残根歯、歯牙破折片、腐骨等が挙げられます。(大)
この手順を踏まないために、あとあと問題が顕れると、治療が滞ることになります。後で解決しようとすれば、治療の遠回りを余儀なくされ、予定外の処置に患者さんの同意が得られなければ、あってはならないことですが、妥協した治療で終止符を打たざるを得ません。
以上の前置きを述べた理由は、今回のテーマである硬組織への処置こそ、診査・診断・治療計画の手順を踏むことで、最も適したタイミングで施術することができ、のちに禍根を残さずに済む治療項目のひとつだからなのです。
診査の段階において、硬組織に問題があるかどうかは、前にも触れたように、『指で押してみる!』診査が有効です。柔らかい指で押して痛むなら、硬い義歯では尚更痛むはずだからです。
粘膜への触診の結果、痛みを伴うならX線で確認のうえ、前もって外科処置をすることが、総義歯治療成功のための必須条件となります。
痛みの原因となる具体例には、骨鋭縁部、残根歯、歯牙破折片、腐骨等が挙げられます。(大)
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