ブラキシズムがある患者さんの殆どが、歯ぎしりしている事にピンときていない事が多い様に感じます。そこで今回は、ブラキシズムの患者さんに多い自覚症状と、私ども専門家からみて実際に起きている臨床所見を説明したいと思います。
まず患者さんが感じる自覚症状は、歯がしみる感じ、痛み、浮いた感じ、噛んだ時の痛みや違和感、中には偏頭痛や肩こりなど症状は様々です。症状の出やすいタイミングとしては、寝起きや何かに集中している時などが多いそうです。
次に私どもが拝見した時の臨床所見は、硬組織におけるものとして、骨隆起、歯の咬耗、クラック(ひび割れ)、楔状欠損(歯の根元の部分がえぐれている状態)、詰め物や被せ物の脱離、場合によっては歯根破折、歯の動揺が見られる事もあります。顎関節では、口の開閉時の関節の痛みや違和感、軌道の左右のズレ、クリック音(関節の異音)、触診による異常などがあります。粘膜・筋肉組織における所見は、歯の周辺の歯肉の発赤や腫脹、歯肉退縮、頬粘膜や舌の圧痕、咬筋(頬の辺り)側頭筋(こめかみの辺り)の圧痛などがあります。
以上のような症状、所見があれば、ナイトガード(マウスピース)の装着をお勧めします。歯ぎしり自体を無くす事は出来ませんが、歯やその他の組織へのダメージを軽減する事は可能です。私共で気付いた場合は説明致しますが、ご自身でも何か1つでも当てはまるものがあればご相談下さい。(tutumisikam)
まず患者さんが感じる自覚症状は、歯がしみる感じ、痛み、浮いた感じ、噛んだ時の痛みや違和感、中には偏頭痛や肩こりなど症状は様々です。症状の出やすいタイミングとしては、寝起きや何かに集中している時などが多いそうです。
次に私どもが拝見した時の臨床所見は、硬組織におけるものとして、骨隆起、歯の咬耗、クラック(ひび割れ)、楔状欠損(歯の根元の部分がえぐれている状態)、詰め物や被せ物の脱離、場合によっては歯根破折、歯の動揺が見られる事もあります。顎関節では、口の開閉時の関節の痛みや違和感、軌道の左右のズレ、クリック音(関節の異音)、触診による異常などがあります。粘膜・筋肉組織における所見は、歯の周辺の歯肉の発赤や腫脹、歯肉退縮、頬粘膜や舌の圧痕、咬筋(頬の辺り)側頭筋(こめかみの辺り)の圧痛などがあります。
以上のような症状、所見があれば、ナイトガード(マウスピース)の装着をお勧めします。歯ぎしり自体を無くす事は出来ませんが、歯やその他の組織へのダメージを軽減する事は可能です。私共で気付いた場合は説明致しますが、ご自身でも何か1つでも当てはまるものがあればご相談下さい。(tutumisikam)
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