今回は、根の中の治療を中途半端なまま放置してしまうとどうなるのかを説明したいと思います。

   虫歯が進んでしまい歯の中の神経まで到達してしまうと、激しい痛みを伴うようになります。その場合、神経を取り根の中の消毒が必要となります。神経を取れば痛みは嘘のように引いてしまいますが、稀に痛みが引いた事により通院をやめてしまう患者さんがいます。

   すると、根の中には汚れがどんどん入ってしまいそこから感染を起こします。感染を起こせば当然痛みが出たり腫れたりします。さらに進行すると歯を支えている顎の骨を溶かしてしまい、支えを失った歯はグラグラとなり抜け落ちてしまいます。

   場合によっては治療前よりも悪くなってしまい、余計に治療に時間がかかってしまう事もあります。痛みが無くなった=治療が終わったではないので、もしそのような歯がある場合は早目の治療をお勧めします。(tutumisikam)

   P.S. 当院は12月27日から1月3日まで休診、1月4日から通常診療となります。