堤歯科では、リコール システムと称し、通常6か月に一回定期検診をお勧めしています。
歯にかかわる健康を維持するために、半年に一回のチェックは最小限のケアーだと考えています。
たとえば患者さんが自分でするはずの歯磨き(ブラッシング、tooth-brushing)に関して言えば、残念ながら、まずほとんどの方が不十分だと私たちは感じています。
患者さんは『やっているつもり』と言われますし、それが『自分なりに』とか、『出来るだけ』という表現の仕方になるようですが、検診時に問診しそれに答えるブラッシングの時間、回数を実際には出来ていないように感じています。
なぜそう言えるかといえば、それは専門家である我々が精査すればわかってしまうからです。具体的には、例え付け焼き刃的に検診直前にブラッシングを良くしたとしても歯肉の色や性状、ポケット診査時に得られる情報(数値だけでなく、歯垢や歯石の存在、出血、疼痛の有無等)は半年間のブラッシング状態を如実に表しているものだからです。
それでも、患者さんがしてもしていなくても、我々はブラッシング指導を行わないわけにはいきません。なぜなら、その後行う歯石除去の治療効果を発揮させる為には、ブラッシングが不十分なままでは不可能だし、結果として疾病予防に繋がらないからなのです。
このことこそが、われわれが検診時における予防治療を通じて、敢えて【歯科医療従事者と患者さんとのブラッシングを巡る闘い】と表現せざるを得ない、『診療室でよく見られる光景』であり、所以でもあるのです。(大)
PS:中にはごく稀にブラッシングに心底真剣に取り組んでいる方がいます。その方々の名誉のために触れておきますが、当歯科医院の検診の患者さん三百数十名のうち、おそらくそれは10人に満たない人数ではないかと感じています。
歯にかかわる健康を維持するために、半年に一回のチェックは最小限のケアーだと考えています。
たとえば患者さんが自分でするはずの歯磨き(ブラッシング、tooth-brushing)に関して言えば、残念ながら、まずほとんどの方が不十分だと私たちは感じています。
患者さんは『やっているつもり』と言われますし、それが『自分なりに』とか、『出来るだけ』という表現の仕方になるようですが、検診時に問診しそれに答えるブラッシングの時間、回数を実際には出来ていないように感じています。
なぜそう言えるかといえば、それは専門家である我々が精査すればわかってしまうからです。具体的には、例え付け焼き刃的に検診直前にブラッシングを良くしたとしても歯肉の色や性状、ポケット診査時に得られる情報(数値だけでなく、歯垢や歯石の存在、出血、疼痛の有無等)は半年間のブラッシング状態を如実に表しているものだからです。
それでも、患者さんがしてもしていなくても、我々はブラッシング指導を行わないわけにはいきません。なぜなら、その後行う歯石除去の治療効果を発揮させる為には、ブラッシングが不十分なままでは不可能だし、結果として疾病予防に繋がらないからなのです。
このことこそが、われわれが検診時における予防治療を通じて、敢えて【歯科医療従事者と患者さんとのブラッシングを巡る闘い】と表現せざるを得ない、『診療室でよく見られる光景』であり、所以でもあるのです。(大)
PS:中にはごく稀にブラッシングに心底真剣に取り組んでいる方がいます。その方々の名誉のために触れておきますが、当歯科医院の検診の患者さん三百数十名のうち、おそらくそれは10人に満たない人数ではないかと感じています。
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