ポケット検査は、それを予定した時にだけ行う診査ではなく、常に必要に応じて行われるべきであると考えています。当院の衛生士にもこの点を口を酸っぱくして言うようにしています。 通常、すべての歯においてひと通り検査しチャート(表)に記録しますが、部分的には必要に応じてその都度何回でも検査しカルテ(診療録)に記録します。

歯石除去は、必ずポケット検査をしながらなされるべきです。歯肉より上の眼で確認できる歯石はともかく、ポケット内の歯石は視認できませんので、そこに器具を挿入するときには細心の注意を払うことが求められます。慎重にポケット検査をしながら、深さと根面のざらつき(歯石の付き具合)を確認しつつおこないます。
米国の歯周病専門医のかなり経験のある歯科衛生士でも、歯石を取り根面を滑沢にするには30分でせいぜい2歯までと聞いています。このことは歯石除去が、それほどていねいに時間をかけて取り組むべき治療であることを示唆しているとは思いませんか?
ポケット検査は次にいらした時にも、前回歯石を取ったところがどうなったのかを確認する意味で行ないます。歯石除去後、1週間の間に正しいブラッシングがなされれば、歯肉の性質にも、歯石の量にもよりますが0.5mm位は歯肉が引き締まります。ブラッシングが不十分ですと元の木阿弥で治療効果は期待できません。
つまり、歯石除去の前、中、後にポケット検査をすることで、過不足のない適正な処置が可能になると思います。なお、歯周外科手術をした場合には、3か月経過しないとポケット検査はできません。(大)

歯石除去は、必ずポケット検査をしながらなされるべきです。歯肉より上の眼で確認できる歯石はともかく、ポケット内の歯石は視認できませんので、そこに器具を挿入するときには細心の注意を払うことが求められます。慎重にポケット検査をしながら、深さと根面のざらつき(歯石の付き具合)を確認しつつおこないます。
米国の歯周病専門医のかなり経験のある歯科衛生士でも、歯石を取り根面を滑沢にするには30分でせいぜい2歯までと聞いています。このことは歯石除去が、それほどていねいに時間をかけて取り組むべき治療であることを示唆しているとは思いませんか?
ポケット検査は次にいらした時にも、前回歯石を取ったところがどうなったのかを確認する意味で行ないます。歯石除去後、1週間の間に正しいブラッシングがなされれば、歯肉の性質にも、歯石の量にもよりますが0.5mm位は歯肉が引き締まります。ブラッシングが不十分ですと元の木阿弥で治療効果は期待できません。
つまり、歯石除去の前、中、後にポケット検査をすることで、過不足のない適正な処置が可能になると思います。なお、歯周外科手術をした場合には、3か月経過しないとポケット検査はできません。(大)
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これからの歯医者さん選びの参考にさせて頂きます(^人^)☆