5F11EC5D-2CEB-4640-A55E-8DC1FA6CFA9E

 今回はブラキシズム(歯軋り)についてです。

 ブラキシズム(歯軋り)は、虫歯や歯周病と並んで、歯のトラブルの原因になっている事が多いのですが、患者さんのほとんどが無自覚です。 

 先日、歯がしみるとの患者さんがいらっしゃいました。話を伺ってみると、どこがしみているのかよくわからないとの事なので、お口の中を確認してみました。すると、目立った虫歯や歯周病は、ありません。そこで歯軋りを疑って精査してみると歯の磨耗が見られました。ご本人に確認してみると、『歯軋りはしていない』と、自覚は全く無いそうです。患者さんにも、鏡で見て確認し納得してもらい、ナイトガード(歯軋り装置)を作製しました。

 この様に、歯軋りは自覚がない事が殆どなので、気になる症状が出た時は、早目に担当医へご相談下さい。(tutumisikam)