過去において、おそらく30年くらい前までと思われますが、虫歯(歯牙齲蝕)と歯槽膿漏(歯周病)が歯科の二大疾患であると言われた時代がありました。
しかしおおよそ1990年を前後して、過剰な咬合力と歯科疾患の関連性及びそれに類する文献が世に出てから、歯科における三つ目の大きな疾患として、ブラキシズム*が注目されるようになりました。
そのブラキシズムによるさまざまな不快事項が原因と思われる受診が、今回のコロナ禍の中で増加しているという事実があります。
端的に言って、それは誰もが感染症蔓延によるストレスを感じていることが原因にほかならないと考えています。
具体的な症状としては、原因と思われる炎症性疾患(虫歯や歯周病など)がないのにも拘らず、
❶奥歯の疼痛/❷知覚過敏(しみ)/❸顎関節の不快事項/❹咬合痛/❺歯牙のひび割れ/❻歯牙破折等が挙げられます。(大)
*ブラキシズム(Bruxism):睡眠時および覚醒時を問わず無意識に、上下の歯牙を擦り合せたり、噛みしめたり、喰いしばったりする非機能的咬合習癖の一形態。擦り合せてキリキリと音を発するグラインディング(Grinding)、音は発せず噛みしめたり喰いしばったりするクレンチング(Clenching)、カチカチと小刻みに噛み合せるタッピング(Tapping)がある。
しかしおおよそ1990年を前後して、過剰な咬合力と歯科疾患の関連性及びそれに類する文献が世に出てから、歯科における三つ目の大きな疾患として、ブラキシズム*が注目されるようになりました。
そのブラキシズムによるさまざまな不快事項が原因と思われる受診が、今回のコロナ禍の中で増加しているという事実があります。
端的に言って、それは誰もが感染症蔓延によるストレスを感じていることが原因にほかならないと考えています。
具体的な症状としては、原因と思われる炎症性疾患(虫歯や歯周病など)がないのにも拘らず、
❶奥歯の疼痛/❷知覚過敏(しみ)/❸顎関節の不快事項/❹咬合痛/❺歯牙のひび割れ/❻歯牙破折等が挙げられます。(大)
*ブラキシズム(Bruxism):睡眠時および覚醒時を問わず無意識に、上下の歯牙を擦り合せたり、噛みしめたり、喰いしばったりする非機能的咬合習癖の一形態。擦り合せてキリキリと音を発するグラインディング(Grinding)、音は発せず噛みしめたり喰いしばったりするクレンチング(Clenching)、カチカチと小刻みに噛み合せるタッピング(Tapping)がある。
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