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 近年、セラミック修復においては、研究開発が急ピッチで進み、性状も格段と向上し、審美治療への貢献度は並々ならぬものがあると言えます。
 
 私は、審美とはあくまでも自然で、お口の中に入れていてもそれとわからず、ご自分の歯のように見えるものこそ、そう言えるのではないかと考えています。

 しかしながら、臨床上、患者さんは得られた審美性に満足する反面、さまざまな訴えを起こします。

 それは、
①噛み合せが高い。/②ガラスをこするような気がする。/③何かの拍子にガリッと音がする。/ ④いつまでも気になってしまう。等です。

 通常、プロビジョナル レストレイション(材質以外は、形も噛み合せもほぼ最終修復物に近いもの)で経過観察後、最終印象を採得し制作して調整装着します。

 装着後、違和感の消失に一週間ほど要するのが一般的です。(大)