眼ですぐ確認できるような歯石を除去する場合のお話です。眼に入るだけの量や色であり、存在の確認がしやすい場所にある歯石を相手にするという意味です。
色素沈着(茶渋、ヤニなど)がエナメル質(歯の頭部分を覆う硬い組織)に起きている場合は、エアー スケーラー(細かく振動する歯石を取る器械)を使います。患者さんに痛みがないことを確認しながら、強く押し当てず、器械に任せるように使います。そうすれば知覚過敏の心配はありません。
歯石の量が多く、厚く硬い場合もエアー スケーラーをエナメル質と歯石の境目にあて、できるだけ大きな塊で取るようにします。この場合はあとでハンド スケーラー(手用の歯石を取る器械)をいろいろな方向(縦横斜め)に当てて仕上げる必要があります。
セメント質(歯の根の表面を覆う薄い組織)に付着している場合は、ハンド スケーラーに限ります。エアー スケーラーは禁忌で、使えば知覚過敏のおそれがあります。セメント質は決して硬い組織ではありませんので、誤ったインストルメンテイション(器械操作)で削ってしまう危険性があります。
ハンド スケーラーを使うときも、歯石の下の部分にあてがい、できるだけ大きな塊で取るようにします。この場合もキュレット(根面の歯石を取る、歯肉を傷つけないように工夫された手用器械)で、いろいろな方向に当て仕上げます。
これらの器械の刃の部分は、適正にシャープニング(磨く)されていなければいけません。そうでないと歯石が取れずに歯石を残しその上を磨くなどという、在ってはならないことも起こりえます。
またいずれの歯石除去の場合も、最終的に歯の表面を研磨して仕上げます。(大)
色素沈着(茶渋、ヤニなど)がエナメル質(歯の頭部分を覆う硬い組織)に起きている場合は、エアー スケーラー(細かく振動する歯石を取る器械)を使います。患者さんに痛みがないことを確認しながら、強く押し当てず、器械に任せるように使います。そうすれば知覚過敏の心配はありません。
歯石の量が多く、厚く硬い場合もエアー スケーラーをエナメル質と歯石の境目にあて、できるだけ大きな塊で取るようにします。この場合はあとでハンド スケーラー(手用の歯石を取る器械)をいろいろな方向(縦横斜め)に当てて仕上げる必要があります。
セメント質(歯の根の表面を覆う薄い組織)に付着している場合は、ハンド スケーラーに限ります。エアー スケーラーは禁忌で、使えば知覚過敏のおそれがあります。セメント質は決して硬い組織ではありませんので、誤ったインストルメンテイション(器械操作)で削ってしまう危険性があります。
ハンド スケーラーを使うときも、歯石の下の部分にあてがい、できるだけ大きな塊で取るようにします。この場合もキュレット(根面の歯石を取る、歯肉を傷つけないように工夫された手用器械)で、いろいろな方向に当て仕上げます。
これらの器械の刃の部分は、適正にシャープニング(磨く)されていなければいけません。そうでないと歯石が取れずに歯石を残しその上を磨くなどという、在ってはならないことも起こりえます。
またいずれの歯石除去の場合も、最終的に歯の表面を研磨して仕上げます。(大)
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