間接的原因のなかで、直接的原因である汚れを停滞させる因子の除去については、その1で解説しました。ここでは主に、歯への負担荷重から歯周病をより悪化させる要因の除去についての解説です。
その1においても取りあげましたが、歯が無くても困らないからと入れずに置いた場合、無い歯の代わりに負担を強いられる歯が必要になることは、自明の理かと思います。負担を受ける歯が破折などで抜歯に至る危険性があるばかりでなく、お口全体の咬合崩壊(坂道を転げ落ちるように歯止めの効かない、噛み合せの崩れ)につながる恐れがあります。防ぐためには歯の無いところに歯を入れるべきです。
ブラキシズム(歯ぎしり及びそれに類するもの)があれば、それによって生まれる強大な力から、主に夜間使用の装置(ナイトガード)で歯を守ります。ブラキシズムは、今や一部の人に限られた病気という捉え方ではなく、多種多様ではあるが誰にでも起こりうる、人間の無意識の行動と捉えられています。歯周治療において、病気を悪化させるような強大な力が発生して歯を襲う恐れがあるのなら、それから歯を守る必然性を否定することは誰にもできないのではないでしょうか?
歯の位置に問題がある場合、噛み合せのバランス(つりあい)がくずれ、一部の歯に力が集中して負担荷重になります。すべての歯が無理なく力を受け止めるためには、矯正治療が有効です。矯正治療を取り入れることは非常に進歩的な考え方で、歯周治療を成功に導くだけでなく、その後のメインテナンス(維持、管理)に多大な貢献をもたらします。(大)
その1においても取りあげましたが、歯が無くても困らないからと入れずに置いた場合、無い歯の代わりに負担を強いられる歯が必要になることは、自明の理かと思います。負担を受ける歯が破折などで抜歯に至る危険性があるばかりでなく、お口全体の咬合崩壊(坂道を転げ落ちるように歯止めの効かない、噛み合せの崩れ)につながる恐れがあります。防ぐためには歯の無いところに歯を入れるべきです。
ブラキシズム(歯ぎしり及びそれに類するもの)があれば、それによって生まれる強大な力から、主に夜間使用の装置(ナイトガード)で歯を守ります。ブラキシズムは、今や一部の人に限られた病気という捉え方ではなく、多種多様ではあるが誰にでも起こりうる、人間の無意識の行動と捉えられています。歯周治療において、病気を悪化させるような強大な力が発生して歯を襲う恐れがあるのなら、それから歯を守る必然性を否定することは誰にもできないのではないでしょうか?
歯の位置に問題がある場合、噛み合せのバランス(つりあい)がくずれ、一部の歯に力が集中して負担荷重になります。すべての歯が無理なく力を受け止めるためには、矯正治療が有効です。矯正治療を取り入れることは非常に進歩的な考え方で、歯周治療を成功に導くだけでなく、その後のメインテナンス(維持、管理)に多大な貢献をもたらします。(大)
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