最近よくある事例で、お体の手術を受けることになった方が来院し、手術前に歯のチェックと清掃を希望されることがあります。  

 その理由は、手術中の感染リスクを低減し、全身麻酔に伴う合併症を避けるためと言われており、主治医からの指示があるようです。  

 歯科領域では以前から歯性病巣感染と称して、口腔内の病原菌が血行性に体内をめぐり、関節リュウマチや心疾患の原因になる恐れがあると言われてきており、少し前にはその菌が妊娠中の母体の羊水からも発見されたという報告もありました。

 私どもでは、すべての患者さんという訳にはまいりませんが、歯に関わる組織の健康維持、管理を任されている患者さんには、必要な虫歯や歯周、欠損治療を済ませた後、3~6か月ごとにメインテナンス治療をさせていただいてます。

 問診の後、X線撮影して時間の経過に差があるX線との比較で検証し、必要な虫歯治療、咬合調整、予防治療(歯口清掃)等をいたします。特に歯周ポケット検査ではポケット深さの4mm以上の数値の減少を患者さんご自身にも確認していただくことで、ホーム ケアー(ご自分で行う歯磨き)のモチベーション(動機づけ)に繋げていただくようにしています。

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                                         (省力化のため2mm以下は・と記載)

 さて文頭の手術前の歯のチェックと清掃の件ですが、私どもではメインテナンスの患者さんには、常に口腔内が感染リスクの少ない状態を維持できるようにと治療目標(1歯6点法で4mmが10ポイント以内)をかかげ、予防治療を行っております。

 つま当医院のメインテナンス システムを受けられている方は、万が一お体の手術になったとしても、口腔内の細菌による感染症や合併症のリスクなくいつでも受けられるという訳です。(大)

P.S.健康保険では、「周術期」という概念がありそれによる対応が可能です。