この表題の意味するところは、軟らかい汚れ(歯垢)が石灰化し、歯に付着したほんの初期の歯石を取ることで、ざらつき始めた歯根面を、元のようなつるつるの歯根面にすることです。健康な歯や歯肉を傷つけないように、適切なインストゥルメンテイション(器械操作)で、確実におこなう必要があります。
通法に従い、歯周ポケット検査(垂直的、水平的)をします。そのデータ(数値)とエックス線検査とを重ね合せ、三次元的な視野で現況を把握し、歯周病になる恐れのある”病気の芽”の存在を確認します。

実際にルート プレーニングの処置をするときには、再度プロービング(ポケット検査)をしつつ、深さだけではなく、先のごく細いエクスプローラ―(探針)で、歯根面の性状を把握します。そしてキュレット*を使い、コントロール(制御)された必要かつ最小限度のインストゥルメンテイションで歯石を取ります。
歯石を取るというと、石のようなごつごつした塊を、ガリガリ取る印象を持たれることが多いですが、この場合は元々健康であれば、磨かれた大理石のように滑沢な歯根面が、サンドペーパー(紙やすり)の表面のように粗ゾウになり始めた場合の、注意深く観察しないと見逃してしまうような歯石です。
このおもだった症状もなく、肉眼でも確認が難しい歯石を取り除くことが、歯周病になる”病気の芽”を摘むことになるのです。(大)
*キュレット(鋭匙):歯肉等の周囲組織を傷つけないように工夫された、歯石除去のための手用器械。
通法に従い、歯周ポケット検査(垂直的、水平的)をします。そのデータ(数値)とエックス線検査とを重ね合せ、三次元的な視野で現況を把握し、歯周病になる恐れのある”病気の芽”の存在を確認します。

実際にルート プレーニングの処置をするときには、再度プロービング(ポケット検査)をしつつ、深さだけではなく、先のごく細いエクスプローラ―(探針)で、歯根面の性状を把握します。そしてキュレット*を使い、コントロール(制御)された必要かつ最小限度のインストゥルメンテイションで歯石を取ります。
歯石を取るというと、石のようなごつごつした塊を、ガリガリ取る印象を持たれることが多いですが、この場合は元々健康であれば、磨かれた大理石のように滑沢な歯根面が、サンドペーパー(紙やすり)の表面のように粗ゾウになり始めた場合の、注意深く観察しないと見逃してしまうような歯石です。
このおもだった症状もなく、肉眼でも確認が難しい歯石を取り除くことが、歯周病になる”病気の芽”を摘むことになるのです。(大)
*キュレット(鋭匙):歯肉等の周囲組織を傷つけないように工夫された、歯石除去のための手用器械。
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