カテゴリ:クラウン

 前回のブログで、クラウンの形態がどうあるべきかを問いました。人工的に歯を作るに当たっては、安易に作るべきではないと考えています。何も考えずに、例えば自然の歯をまねれば良しとしてしまうのは、如何なものかという問題提起をしました。 基礎治療を歯の内側もその ...

 クラウン(被せ物)の形態がどうあるべきかを考えるとき、単に天然歯(自然に萌出した歯)の形を摸倣すれば良しとしてしまうのは、必ずしも得策だとは言えません。 歯科治療を、日々の臨床から得られた反省や教訓を生かし、継続的により良いものへと高めようとしたとき、 ...

 何のためにクラウンを入れるのかを、考えてみたいと思います。 つまり、なにゆえクラウンでなくてはならなくて、他の修復物ではいけないのかをです。  健康な歯を観察すると、歯肉より上の表層にはエナメル質という、人体のあらゆる組織の中で、もっとも硬い石灰化した ...

 どうしてクラウンを入れる必要があるのか、考えてみたいと思います。 一つにはかなり稀ですが、神経(歯髄)が健康で生活しているのにも拘らず、歯冠部歯質を殆ど虫歯に侵された場合で、クラウン処置が必要になります。 二つ目はこれがほとんどですが、虫歯などで神経が ...

↑このページのトップヘ