近年、セラミック修復においては、研究開発が急ピッチで進み、性状も格段と向上し、審美治療への貢献度は並々ならぬものがあると言えます。 私は、審美とはあくまでも自然で、お口の中に入れていてもそれとわからず、ご自分の歯のように見えるものこそ、そう言えるので ...
カテゴリ:セラミック
136.セラミックについて その3
今回は、それぞれのセラミックの適応症と総括をお話ししていきたいと思います。 1.適応症 1)陶材焼付鋳造冠(メタルボンド) ロングスパンのブリッジやキーアンドキーウェイ(特殊な構造のブリッジ)や支台歯(土台となる歯)の変色が強い場合に適しています。 2)二 ...
133.セラミックについて その2
今回は当院で扱っているセラミックの利点、欠点についてお話ししていきたいと思います。 1.利点 1)陶材焼付鋳造冠(メタルボンド) 表層のセラミックは、長石を多く含み、天然歯のエナメル質に近い硬さです。ある程度、ご自身の歯と同様に磨耗してくれます。支台歯(も ...
130.セラミックについて その1
基礎治療が済むと、いよいよ歯の詰め物やかぶせ物を作っていく訳ですが、今回はいくつかある材料の中の1つ、セラミックについてお話しさせていただきたいと思います。 セラミックは、1960年代頃から金属に代わる、審美性を求められる部位(特に前歯等)に使用する物として ...