2歯遊離端欠損症例においては、咬合機能における臼歯の役割である、バーティカル ストップ(垂直的な歯止め。)をいかに再生できるかが鍵になります。 補綴物の設計にあたり、考えられる可能性をひとつずつ検討してみますと・・・ 義歯の場合、欠損を放置するよりは ...
カテゴリ:補綴物の設計
162.欠損補綴Ⅶー補綴物の設計、1歯遊離端欠損への対処ー
簡単に言うと、親不知以外で、一番奥の歯が一本無くなったとき、そのまま放置してもいいのかという問題です。治療を避けることを第一に考えたいなら、とりわけ困らないからと歯がないまま過ごしても、命に別状はないでしょう。 しかし長期的な歯の健康を考えたとき、こ ...
159.欠損補綴Ⅵー補綴物の設計、1歯遊離端欠損の考え方と問題点ー
第二大臼歯をうしなった際、どのように考えるべきか?・・・それが今回のテーマです。 この歯は親不知以外の28本のうち、一番奥に位置することで最後臼歯とも言われ、そこは顎関節に近いため最も強い力が発生する場所でもあります。しこうして咬合における重要な機能の ...